どうも、王下です。









この自粛期間で考える時間ができて、ふと周りを見ると色々と動き出していて、それを見て、自分だけが取り残されてるような感覚に陥ります。




ダンスや演劇、舞台の事を毎日のように考えていますが、自分はどうする事が一番いい事なんだろうなぁと考えています。


ダンスの動画を配信したり、Instagramでライブ配信している仲間達を見ながら、『うーむ』と考え込む。



あ、これは決して否定的な意味じゃありませんからね!


みんな、すごいなと。


自分が今やれる事とちゃんと向き合っているように思うんです。


どうやれば踊る環境を見つけられるか。
どうすれば演じる場所を見つけられるか。


みんな死にものぐるいに探してるんだと思うんです。



一方僕はと言えば、それを見て『自分はやれないなぁ』と尻込んでしまうのです。


舞台はナマモノだから。

と、最初のウチはそう言い聞かせていましたけど、どうもそこじゃないらしい。


原因はたぶん『恥ずかしい』という気持ち。




おいおいそんなんでよく舞台立ててるな!

と、お思いかもしれませんね。










だから、仲間たちの行動を目にするたび、より自分はなんでやってんだろう?と思うんですよね。



きっと《好きだから》なんですけど、みんなのような行動が取れない。取りゃいいって事でもないですが。



果たしてそれほど、みんなほど愛せてるのか?と自分自身に疑問を投げかけてしまう。



何故?何故?何故?何故?何故?何故?



《恥ずかしい》の先も知ってる(たぶん)し、そこに行けば怖いものなんてないのも知ってるんだけど、踏み止まる自分がいます。




そこに行くのが怖いんだろうなぁ。
後戻りできませんからね。
それで失敗もたくさんしてるし。
















大事なものは隠すよりも出した方がきっといい。
人目に触れた方が強くなるから。
隠してると自分の中だけのものになって、小さく弱いものになってしまう。







晒す勇気を。
傷付く勇気を。





持ちたい。










では、また。
どうも、王下です。






月日はどんどん経っていきますね。








いっこうに前に進まない毎日のように思いますが、月日は後戻りもせずグイグイと進んでいきます。



後には戻れないのだから前を向いて進めば良いのだと心の中では思いますが、過去の失敗を思い出しては、顔面蒼白になり、今自分がこうなのはあの時やあの時の自分のせいだともう取り戻せもできない事を悔やんでいます。


SNSでは、『ポジティブに!』と謳ってみるけど、それは確実に自分に言い聞かせているものなのです。



『仕方のない事だ』


と、思いつつも、あの時のあの言葉は余計だったとか、あの時のあの態度は間違っていたとか、何故すぐにやれなかったんだとか、できなかった事に目がいってしまう。


自分がやった事だし、言った事だし、やらなかった事だから、悔やんでも仕方のない事なのに。

別に正当化する必要はないけど、引きずるのは良くないですよね。


でも、引きずっちゃいますけど。





人間が小さいなぁ。




卑屈な自分も愛しなさいよ。







変に冷静な自分もいて、これもまたムカつきます。
















時間があると嫌な事ばかり考えてしまって本当に自分がイヤになってしまうなぁ。











自分はこうだ!!








と、思う反面、それを信じきれない自分もいる。









ホント、めんどくさい。




あー、イヤだ。イヤだ。










自分で自分を難しくするクセを治したいっす。





シンプルな人でありたい。
シンプルで柔軟でありたい。





では、また。
どうも、王下です。





なかなか笑えない事態になってきましたね。
緊急事態宣言が出て、延長になり今に至っていますが、収束のメドもたってないし、これからどこに向かうのだろうかと心配になります。



僕はといえば、3月に行われたPARCO produceの『ピサロ』が初日を1週間ずらしてなんとか開幕したのも束の間で、あれよあれよという間に公演が中止となってしまいました。今思えば、3月の中頃から下旬はまだ幸せな日々を送っていたのかもしれないですね。制約や抑圧の多い中、公演を少しでも打てたのは実は幸せな出来事だったんだなと。
稽古が始まった時は、まさかこんな事態になるとは思ってもみなかったです。

今年の桜は本当にかわいそうだなぁとそんな事ばかり思っていたらいつの間にか新緑の季節になっていました。


そして、緊急事態宣言の中、次の舞台『ふしぎの国のアリス』に進む準備をしていたのですが、それも緊急事態宣言の延長により、中止となってしまいました。


さすがにGW過ぎたら大丈夫だろうと思っていたのですが、考えが甘かったですね。日々のニュースを見ながら、『コレは難しそうだなぁ』と感じずにはいられませんでした。

外は、青青と木々が揺れていました。雲も流れていました。

僕はマスクをしている。風邪も引いてないのに。




コロナの騒動でなんとなくまだ春をキチンと迎えられてないんだなぁとこの時思いました。それは今もそうかもしれません。


季節は、僕らの事なんかお構いなしにどんどん進んで行ってます。沖縄はもう梅雨だそうです。


そうなんですよ。
何ひとつ変わっちゃないんですよね。

朝が来て、昼が来て、夜が来て、また朝が来て。

冬が過ぎて、春を迎えて、梅雨の雨に打たれたら、夏の日差しが僕を照らして、夏に飽きる前に秋が来て、そして、また冬が来る。

でも、何かまだ僕は冬の終わりぐらいにいるような気持ちでいます。


冒頭にも言いましたが、本当にこれからどこに向かうのだろうか。



あの舞台に立ちたい。

とか

あの人とご一緒してみたい

とか


色んな願望があったんだけど、

今は、

何ができるのか。

どうすべきなのか。


という事を問われているように思います。




僕は発信するのがあまり得意な人間じゃないので、とにかく《考える》事から始めようかなと。



もうちょっと前のようには過ごせないんだろうから。



《考え》ながら走ろうと思います。











走る。








走らねば。













では、また。