どうも、王下です。














みなさん、今日が何の日かご存知でしょうか?










そうそう、8と6で『ハムの日』です。











って、ちがーうっ!!


















今日、8月6日は原爆記念日です。


















広島出身の僕には馴染み深い日ですが、みなさんにはそうでないかもしれません。













66年前の今日、午前8時15分、広島市上空を一台の戦闘機が飛んでいました。その戦闘機からたった一つの爆弾が投下されました。





そのたった一つの原子爆弾と呼ばれる悪魔に一瞬にして何もかもを奪われてしまいました。











それから、66年経ち、街はすっかり活気を取り戻したように思えます。


人々は笑い、喜び、あの日の事が嘘かのような日々を送っているように思えます。















でも、、本当は何も癒えてはいないと思います。









66年前のあの日から何も変わってないと思うんです。












僕は表現の活動をしていて、今広島から出ているから感じてしまうのかもしれませんが、広島という土地はちょっと独特で、変な閉塞感に満ちています。





そして、心底明るい街ではないと思います。




でも、この街を支えたのはその『明るさ』だったりするのです。





66年前のあの日以前の広島はもっと違っていたと思うんです。





それこそ、心底明るい街だったかもしれません。










広島から離れた今だからこそ感じる広島という街。








だからこそ、忘れちゃいけないんだと強く思えるようになりました。















正直、原爆について何か語れる訳じゃないし、被爆者の方々の話を語り継げる訳でもない。





でも、あの日何があったかはわかる。




その当時の事は語れないけど、広島の街に生まれた、世界で初めて原子爆弾を投下された街に生まれ育った、<ヒロシマ>という街に生まれ育ったって事を感じて生きているって事は語れると思うんです。









そして、そういう街に生まれ育ったと言うことを忘れずに生きていくのが、あの日亡くなられた方々の供養になると思うんです。








人は死ぬ事が怖いんじゃない。





忘れさ去られてしまうことが怖いんだ。


















だから、忘れちゃいけないんだ。





あの日の出来事を。





あの街に育ててもらったことを。


















66年前の今日も、今日みたいに暑い日だったそうです。








黙祷。










では、また。