4月11日、DREAM REPAIRS〜春はアケボノ 夢の修理屋の見る夢は?〜" | TAKASHI BLOG

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移ろい行く日々の中で思ったことを心のままに描いていこうと思います
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LAID BACK OCEAN 2011.4.11

LAID BACK OCEANというバンドがいる。

2010年12月7日に本格始動したバンド。
オレが今心から寄り添っているバンドの1つ。

今日はそのバンドのワンマンライブでした。
場所は恵比寿LIQUIDROOM。

なかなかの広さを持つライブハウスです。


そのライブハウスで彼らのまた新たな歴史の1ページが作られました。


まだ世間には流通していないCD。
誰も彼らの音楽を手に取ることは出来ません。


しかし、彼らはほぼ全てが新曲(未発売曲)。

会場で演奏される歌はおろか、歌詞だったり、曲名すらわからないものも。


だけど、なんとなくで盛り上がれるし、
一緒に歌を歌うこともできるし、
曲を聞いて涙することもできる。



"大切なのは、思いを届ける・伝えること"


バンドのボーカル・ヤフミくんが言いました。


いつまでも自粛なんてことはできない。
お金がないかもしれない、
自分自身の知恵でどうにもできない、
極論言えば、何もできやしない。


そんな中でこうやって音楽家としてできることは
自分たちには音楽があって、
それを提供、伝える場があるってこと。


伝えたい思いがある。
伝えたい人がいる。


オレはこうやって音楽をやっている。
伝えたいよ。


彼はそうやって歌を歌っていました。


実際に自分自身も同じだと思います。
こうやってブログをやっているわけです。

伝えたいこともあるし、
時には伝えたい人に向けて書いたり、
自分を表現することだって(不器用ながらも)できます。



力をもらいました。
たくさんの力をもらいました。

明日へと続く道を歩く糧をもらいました。


遠く長い道のりだ。
だけど、生きていればこその未来だ。


生きていれば、なんとかなる。
お金がなくて募金ができなくても、
新しい知恵も出なくても、
何も出来ないんじゃないか?って思っても。

生きていればなんとかなる、とオレは思っています。



自粛自粛と叫んでいる中で
もっとやらなくちゃいけないことはたくさんある。


でも、できないと思っている人はどうする?



そういう人は生きているだけでもいいんじゃないかな、って思うよ。


精一杯生きよう。
それがきっとどっかで何かの役に立っているかもしれない。
間接的だけど、被災地の人にプラスになることかもしれない。


生きているだけで誰かの勇気になるかもしれない。



LAID BACK OCEANというオレの中で大きな存在がいるだけで
未来へと少し歩み出せる一歩になると思っています。

彼らの音楽がある限り、オレは生きていけそうです。


もらったパワーを少しでも何かに還元出来れば一番じゃないかな…とか思ったわけです。





ライブレポよりも、
そこで感じたことばかりでしたが、
本当に最高の夜でした。



12月7日では披露されなかった新曲もあり、
前回聞いた時よりもかっこ良くなっている曲もあり。



音楽の持つ力を信じようと思いました。






ライブが終わった後、
メンバーが直接立ち、
義援金を募っていました。

少なからず自分も義援金を
信用できる人達に託しました。

その際にメンバーとほんのちょっとだけど握手したり、
声をかけたりすることが出来ました。


力強い手には意志と意思が詰まっていました。





その手から放たれるのはきっと光り輝くものだと思う。

そして、その手から受け取った、伝わったものも
同じく光り輝くものであって欲しいと願うばかりです。