あっという間の12月14日
気が付けばもう明日だと思っていた明日は今日になっている
今日の朝、とても胸が苦しかった
なんか、そういう風に心が感じていた
今のオレを未来へ走らせた歌を聴いたら
涙がまた出そうになった
今日の自分はセンチメンタルだった
少なくとも未来なんていらない、なんて今日は思えなかった
あっという間に過ぎ去っていく今を捕まえようと必死な今
時間ってもんは妙にセンチメンタルにこの胸を焦がすのだ
今日、夜にイルミネーションを見た
胸が切なかった
切なくて切なくてどうしようもないぐらいに
冷たい空気がそうさせてんのか
時折強く吹く風がそうさせてんのか
光と影が織り成す魔法がそうさせてんのか
移りゆく光のグラデーションがそうさせてんのか
センチメンタルがそうさせてんのか
センチメンタルが心をまた強く締め付けんのか
見えない明日に走ろうとしている自分がそうさせてんのか
関係ないと思っていたあの頃思い描こうとしていた未来はすぐここまで来た
あっという間に1ヶ月が過ぎ、
半年が過ぎ、1年を重ねてきた
あの頃の自分は今日という日を想像できたのか
少なくとも、あの頃の自分は何も描けていなかった
描くことが大切でも何でもない
ただそこにある何かを感じたい
ここにある気持ちを、
そこにある感情を
心はずっと胸の内にぶらさがっているんだから
しっかりと感じてあげなくちゃ気持ちもわかんない
あの頃の自分はちゃんと感じれていただろうか
あの頃の自分はきちんと前を向こうとしていただろうか
答えなんてとうに記憶と時間の海に流れていった
今さら、その答えを取り戻そうなんてしたくない
誰かがあの日、言ったんだ
I'm calling you.
あの日から走り始めた
あの日から心を締め付ける
あの日から全ては始まったのかもしれない
誰かのせいにしてやり過ごしてきた日々を壊せるなら、今
涙がこぼれそう
涙がこぼれそう
涙がこぼれそう
前を向くことは決してポジティブということとは違うのだ
後ろを向くことは決してネガティブということとは違うのだ
あの日から
オレはちゃんと強くなれたかな
きちんと前を向いて、自分に素直な気持ちでここまで来れただろうか
泣くのを無理矢理にでも拒んで
心を偽ろうとしたことがあっただろうか
自分の気持ちを大切にしたい
どうして今ここにいるのか
どうして前を向きたいと願うのか
決して目先の感情に溺れるんじゃなくて
そっと胸の奥にある温もりのある気持ちに愛を注ぎたい
未来はこうやって何度も回るんだ