刊行開始! 『夢現変奏曲 〜 ラスト・ロマンティスト2』(浦澄彬 作)
浦澄彬の小説「ラスト・ロマンティスト」シリーズ、続編刊行開始!
『夢現変奏曲 〜 ラスト・ロマンティスト2』(浦澄彬 作)
楽天kobo版
https://books.rakuten.co.jp/rk/05eeeaa42f9c3d22a8fcc10b02da9398/?l-id=search-c-item-text-01
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(このバージョンはR18ではないため、中高生の皆さんにもお読みいただけます。)
Kindle版(R18)
bookwalker版(R18)
https://r18.bookwalker.jp/de297c5615-a110-489e-8f1e-1918ea6d5112/
※電子書籍の各書店では性的描写のレーティングに厳しいためR18になっています
(そんなに過激ではありません)
マルチバース小説「ラストロマンティスト」連作のシリーズ、パート1『ラスト・ロマンティスト』
bookwalker版
https://bookwalker.jp/de6b98d595-5a39-4ba6-b106-871ca3970b54/
楽天kobo版
https://books.rakuten.co.jp/rk/d97e6301397e3e1989ee9a95aa641fc8/?l-id=search-c-item-text-02
Kindle版
パート2『夢現変奏曲』は前作に続いて、マルチバース小説の試みとして同じ登場人物(であるはずの人物)たちの青春群像を描く。
本作の元になったのは、大昔、筆者が大学卒業制作として書いた中編小説です。長らく封印していた作品ですが、最近取り組んでいるマルチバース小説シリーズの1作としてリメイクすることにしました。
筆者の大学時代の文学遍歴については以下のブログ記事にまとめていますが、
↓
※『平成文学・私史』(浦澄彬 著)
https://doiyutaka.hatenadiary.org/entry/2024/10/30/143121
この当時の筆者は、小説を書くにあたって20世紀文学特有の「意識の流れ」技法を取り入れ、19世紀小説的な時系列の語りを打破して、新しい小説を生み出そうと考えていました。直接的には、その頃話題だった筒井康隆の小説『夢の木坂分岐点』を参考として、時空の揺らぎを表現しようと試みました。
本作をリメイクするにあたっては、前作の登場人物の後日譚・前日譚として構成し直しました。したがって、時系列は前作の単純な続編とはなっていません。むしろ、前作で描いた時空の揺らぎの内部に、さらに複雑に分裂し並列している物語、という位置付けです。
だから、今回の連載でも、順番通りに読まなければならないということはありません。エピソード一つ一つを、独立した青春ストーリーとして読んでいただければ幸いです。
あとがきより
《本作をリメイクするにあたっては、前作『ラスト・ロマンティスト』の登場人物の後日譚・前日譚として構成し直しました。したがって、時系列は前作の単純な続編とはなっていません。むしろ、前作で描いた時空の揺らぎの内部に、さらに複雑に分裂し並列している物語、という位置付けです。
だから、今回の連載でも、順番通りに読まなければならないということはありません。エピソード一つ一つを、独立した青春ストーリーとして読んでいただければ幸いです。
このマルチバース小説のシリーズは、本作の後も次々発表していく予定です。前作から続けて読んでくださった読者にはお分かりと思いますが、このシリーズの時系列は昭和の終わりから平成にかけて、20世紀末の日本を主な舞台としています。あの頃の末世的な不思議な空気感を再現しようと書いているのですが、今の日本に生きる若い人にも、現在のような閉塞感の強い世情を突き抜けて別の自由な生き方が可能なのだ、と実感してくれたら作者冥利に尽きます。》
著者紹介
浦澄彬
1998年、小説『パブロのいる店で』(澪標)刊行。
2000年、村上春樹論の連載で関西文学選奨奨励賞受賞。
同年、評論『村上春樹を歩く』(彩流社)刊行。
2023年、『村上春樹の猿〜獣と嫉妬と謎の死の系譜』(電子版)刊行。
2024年、『なぜあのキャラは死ななければならなかったのか? 名作の「死」の描写で辿るマンガ・アニメ史』(フォレスト出版2524新書)刊行。
同年、小説『ラスト・ロマンティスト』(電子版)刊行。
2025年、小説『夢現変奏曲 〜 ラスト・ロマンティスト2』(電子版)刊行。
Amazon著者ページ
https://www.amazon.com/author/beunique
author:Akira Urazumi(Hin Urazumi)
1998
'At the store where Pablo is'
MIOTSUKUSHI
2000
Kansai Literature Award
2000
'Walking through Haruki Murakami'
SAIRYUSYA
2023
'MURAKAMIHARUKINOSARU KEMONOTOSHITTOTONAZONOSHINOKEIFU'
by URAZUMIHIN (Author)
Format: Kindle Edition
2024
『なぜあのキャラは死ななければならなかったのか? 名作の「死」の描写で辿るマンガ・アニメ史』(フォレスト出版2524新書)
'last romanticist'
Format: Kindle Edition
2025
『夢現変奏曲 〜 last romanticist 2』
Format: Kindle Edition