新刊予告『なぜあのキャラは死ななければならなかったのか?名作の「死」の描写で辿るマンガ・アニメ史
新刊予告
浦澄彬(うらずみ あきら)著
『なぜあのキャラは死ななければならなかったのか? 名作の「死」の描写で辿るマンガ・アニメ史』
(フォレスト出版2524新書)
12月発売予定
内容紹介
《本書は、フィクションの「死」を通じて「社会」を探求する1冊。さまざまなフィクション作品(アニメやマンガ)に登場するキャラクターの死亡シーンを年代、時系列ごとに取り上げ、これまでにない視点から小野語りやキャラクター、時代の変革を捉え、考察している。》
登場する作品やキャラの一例
・『あしたのジョー』 力石徹
・『海のトリトン』
・『科学忍者隊ガッチャマン』 コンドルのジョー
・『宇宙戦艦ヤマト』 沖田艦長
・『機動戦士ガンダム』
・『北斗の拳』 ラオウ
・『タッチ』 上杉和也
・『美少女戦士セーラームーン』
・『新世紀エヴァンゲリオン』 綾波レイ
・『涼宮ハルヒの憂鬱』など京アニ作品
・『ソードアートオンライン』
・『進撃の巨人』
・『チェンソーマン』
など
著者紹介
浦澄彬(うらずみ あきら)
1967年大阪生まれ。
アニメブームのリアル世代。小学生の時『宇宙戦艦ヤマト』初回放映を見てアニメファンになり、中高生の頃にはオタクのはしりだった。
1989年、大阪芸術大学文芸学科卒業。
在学中から作家を志し、セカイ系を先取りした小説を多数執筆。
卒業後は、高校の国語教員として数校に勤務。
1998年、小説『パブロのいる店で』(澪標)刊行。20世紀末当時、流行していた世紀末の気分を作品に描いた。
2000年、村上春樹論の連載で「関西文学選奨」の奨励賞受賞。
同年、評論『村上春樹を歩く』(彩流社)刊行。
以後、高校教員のかたわら、文芸評論を多数発表。
アニメ『涼宮ハルヒ』シリーズなどを比較研究した論文を、別名義でオンライン学会誌「オープンアクセスジャーナル・こころの科学とエピステモロジー」に連載。
2023年、評論『村上春樹の猿〜獣と嫉妬と謎の死の系譜』(電子版)刊行。