2000年代物書き盛衰記〜ゼロ年代真っ最中に小説家商業デビューした私だがなぜか干されてしまって…
連載更新
新章「大学の取材編」その3
(2000年代物書き盛衰記〜 ゼロ年代真っ最中に小説家商業デビューした私だがなぜか干されてしまって怪しい評論家もどきライター兼講師に?)
https://note.com/doiyutaka/n/n9999623b9a92
新章「大学の取材編」その2
https://note.com/doiyutaka/n/naeec6bfa076c
新章「大学の取材編」 その1
https://note.com/doiyutaka/n/n7408a146347c
『2000年代物書き盛衰記〜 ゼロ年代真っ最中に小説家商業デビューした私だがなぜか干されてしまって怪しい評論家もどきライター兼講師に?』
https://note.com/doiyutaka/n/n741904575f4d
本文より
《このタイミングで、すでに20年近く前になるゼロ年代物書きの波乱(というほどでもないが)の成り行きを書いておこうと思う。
それというのも、自分の小説デビュー時にお世話になった関係各位が、ほぼお亡くなりになってしまって、そろそろ書いておかなくては当時のことなど、誰も知らないまま忘れられてしまいそうな気がしたからだ。
来年が、ちょうど小説商業デビュー20周年、ということになる。振り返ると、時代は大きく変わった。あの頃の空気感は、誰かが語り伝えておかないと、バブル崩壊後の日本の出版界・文芸界隈がまるで存在しなかったかのように誤って伝わりかねない。
その1 1990年代に20代だった自分の物書き業チャレンジについて
以下、記事でお読みください
https://note.com/doiyutaka/n/n741904575f4d
その2 2000年代に30代で初めて小説を商業出版したこと
https://note.com/doiyutaka/n/n11d109c178d7
その3 小説家として商業デビューしたとたんに転落が始まったこと
https://note.com/doiyutaka/n/n81686d775d2f
マガジン
ゼロ年代物書き盛衰記〜ゼロ年代に小説家商業デビューした私だが
https://note.com/doiyutaka/m/m17e6144e8b2f
2000年代物書き盛衰記〜 ゼロ年代真っ最中に小説家商業デビューした私だがなぜか干されてしまって怪しい評論家もどきライター兼講師に?
すでに20年近く前になるゼロ年代物書きの波乱(というほどでもないが)の成り行きを書いておこうと思う。
それというのも、自分の小説デビュー時にお世話になった関係各位が、ほぼお亡くなりになってしまって、そろそろ書いておかなくては当時のことなど、誰も知らないまま忘れられてしまいそうな気がしたからだ。
来年が、ちょうど小説商業デビュー20周年、ということになる。振り返ると、時代は大きく変わった。あの頃の空気感は、誰かが語り伝えておかないと、バブル崩壊後の日本の出版界・文芸界隈がまるで存在しなかったかのように誤って伝わりかねない。
物書き志望の方々に。
また、還暦前後の物書きの方々に。
物書きとして生きていくための心構えを語る。
今回、自分の小説の商業デビュー作『トリオ・ソナタ』を大幅改稿してKindle版で再発売した。
↓
発売開始!
音楽小説『トリオ・ソナータ』
土居豊 作
「幻の昭和64年、20世紀末のウィーンに学ぶ若き音楽家たちの青春! 音楽の力は肉体に働きかけてエロスの炎に点火する… 若きロマンチストが奏でる愛の第一楽章。」
あとがきより
《私の小説の商業デビュー作である音楽小説『トリオ・ソナタ』は、2005年に「図書新聞」出版から上梓した。この作品は、当時私淑していた作家の故・小川国夫さんに気に入っていただけた。出版記念パーティにご招待したところ、静岡県藤枝からはるばる大阪まで来てくださり、スピーチをいただいた。》
※オリジナル版刊行時の書評
『トリオ・ソナタ』土居豊(図書新聞)
《日刊ゲンダイ書評
1989年、指揮者を目指しウィーンに留学中のタカシに、大阪の真理から久しぶりに手紙が届く。真理の手紙は、ホームシックで荒れた生活を送るタカシの心を慰める。ある日、レッスンで学生オーケストラを指揮したタカシは、奏者たちと対立する。かたくなに独自の曲解釈を貫こうとするタカシに、コンサートマスターのアイが関西弁で話しかける。日本人の母を持つアイとデートを重ねるタカシに、親友の高山の消息を知らせる真理からの手紙が届く……。東京、大阪、ウィーンを舞台に進む長編小説。》
オリジナル版『トリオ・ソナタ』
https://webcatplus.jp/book/3880118
2012年改訂第2版
『トリオソナタ』
AmazonPOD版
https://www.amazon.co.jp/dp/4906883923
あとがきより
《2012年、大幅に改訂し第2版『トリオソナタ』として電子書籍版とAmazonPOD、さらに三省堂のPODでも発売した。今回、再発売する『トリオ・ソナータ』は、初版、第2版から大幅に改稿している。
今後、さらに続編小説の『供犠』を改稿し、一つの長編小説として再発売していく予定だ。ゼロ年代には受け入れることがなかったこの主人公たちのロマンティシズムだが、二十一世紀の四分の一が過ぎつつある今こそ、広く読まれてほしい。悲しいかな、本作に描いた二十世紀の後半の戦乱を、はるかに超える戦争の世紀が徐々に姿を露わにしつつあるのだ。》
※2005年、小説『トリオ・ソナタ』刊行記念パーティー席上、小川国夫と筆者
※同、刊行記念パーティーにて
※小説『トリオ・ソナタ』発売当時の書店での販売風景
bookwalkerでも9月18日、発売開始!
https://bookwalker.jp/decab8c4db-5ab8-4aa9-8364-87e2077ebc7d/
9月18日、1&2巻同時発売!
↓
音楽小説『サマータイム、ウィンターソング&モア』1巻 土居豊 作
https://bookwalker.jp/deca470945-e0e2-4b65-a228-ad6415dfdd1e/
《旧作『ウィ・ガット・サマータイム!』と『メロフォンとフレンチ』のリメイク。時系列を整理して吹部キャラ達の物語を書き直した。
パート1では吹奏楽部の女子高生指揮者・立花かおるや、ホルンの谷山みすず達の高2の春から夏にかけて、エピソードを描く。
パート2では、高校二年の音楽活動、仲間と過ごす青春が過ぎていき、秋にはいよいよ演奏会へのカウントダウンが始まる。指揮者女子のかおるは卒業生の斎藤に言い寄られて困惑。幼なじみのみきおと、かおるが想いをよせるあきらは、斎藤と対決する。ホルン奏者のみすずはメロフォンでジャズを吹くことを思いつき、仲良しの知恵子と一緒にジャズアンサンブルに取り組む。高校二年の青春は、春先の演奏会でクライマックスへ。》
Kindle版
2巻はこちら
↓
『サマータイム、ウィンターソング&モア パート2』土居豊 作
https://bookwalker.jp/de34ab8a27-9811-4026-8ea0-0610494e070e/
Kindle版