Kindle作家の端くれとして、Kindle Unlimitedの使用感をいくつか | 作家・土居豊の批評 その他の文章

Kindle作家の端くれとして、Kindle Unlimitedの使用感をいくつか

Kindle作家の端くれとして、Kindle Unlimitedの使用感をいくつか

Kindleに作品を出している作家の端くれとして、Kindle Unlimitedの使用感をいくつか、書きます。
まず、これに参加した出版社や作家に偏りがかなりあります。大手や人気作家たちは不参加か、ほんのすこしだけ、の印象です。
で、実際にこの仕組みでKindle本を専用端末で使用してみたのですが、普通にKindleで購入した本を読む場合より、使いにくい感じがしました。
まず、同時に10冊までしか使用できないのがネックです。漫画のまとめ読み、をしようとしたのですが、10巻までで一旦ストップです。
さらに、一冊丸ごとダウンロードしてから読むのではなく、ページ単位で順次ダウンロードしている?ようなのです。したがって、WiFiのない場所で読めるのかどうか不明です。
ただ、これは我が家のWiFi環境の問題なのかもしれません。
以上、結論ですが、急いで登録するほどではない、というのが感想です。お試し期間、様子見でいきます。



※参考記事
引用《講談社、小学館、集英社、KADOKAWA、ハーレクイン、秋田書店、新潮社、文藝春秋、幻冬舎、スクエニ、早川書房などが10%未満に該当します。集英社、KADOKAWAは、1冊も出していません。そして、講談社、小学館はコミックが3冊ずつ。大手出版社はかなり抑制している印象です。》
Kindle Unlimitedが日本でも始まったのでラインアップをいろいろ調べてみた:見て歩く者 by 鷹野凌
http://www.wildhawkfield.com/2016/08/Kindle-Unlimited-started.html



次に、
Kindleに作品を出している作家の端くれとして、Kindle Unlimitedで現在読める土居豊の作品を紹介します。
Kindle Unlimitedをお試しするときに、土居豊作品をぜひご利用ください。

(1)
小説『資質向上研修室』
土居豊 作
【内容】
大津いじめ自殺事件、大阪市立桜宮高校体罰自殺事件などで、いまや世間にも知れ渡った、教育委員会の信じ難い内情ですが、この小説を読むと、教育委員会と高校のいじめ、セクハラ、パワハラの実態がどのようなものか、明らかになります!
元・高校教師だった作者が、実体験をもとに、関西教育界の裏側のいじめ構造を暴くミステリー小説です。
【あらすじ】
女子高生セクハラ自殺の真相とは? 
セクハラ犯にでっちあげられた高校教師の夫のぬれぎぬを晴らすべく、妻は自ら探偵となって教育委員会に潜入する。
事件の裏側には、高校と教育委員会の内部に巣食う、いじめとパワハラの信じ難い実態があった!

https://www.amazon.co.jp/dp/B00BOTXEQS/ref=cm_sw_r_tw_awdo_x_Y7OOxbYQXS86D

(2)
エッセイ『時評集 もしも地震ポケモンがいたならば 定点観測・3.11後の文化芸術』
土居豊 著
【内容】
2年前の今日、3.11以来、世界は確かに変わりました。それは、筆者にとっても同じでした。
その変化の日々を、ブログ『作家・文芸レクチャラー土居豊ブログ「震災後の文学・芸術」』に日々、つづってきましたが、あれから2年が過ぎたのを機会に、一冊にまとめることにしました。
これは、私にとって最初のエッセイ集です。
と同時に、このエッセイは、時評集でもあります。
震災後の日本の世情を、定点観測的に批評した試みです。
さらに、これを電子書籍版で出すことで、出版界に一石を投じたいと願っています。

コンテンツ
プロローグ「3.11直前」
第一部「3.11直後」
第二部「地震・津波・福島原発事故」編
第三部「世情、政治」編
第四部「文学、芸術、科学」編

https://www.amazon.co.jp/dp/B00BSTM8TI/ref=cm_sw_r_tw_awdo_x_.8OOxb0M2RVWT

※土居豊のAmazon著者ページ
http://www.amazon.co.jp/-/e/B00491B5TQ