アメブロのパスワードリセットの件、これでしたか | 作家・土居豊の批評 その他の文章

アメブロのパスワードリセットの件、これでしたか

アメブロのパスワードリセットの件、これでしたか

いきなりメールでパスワード変えろと送ってきたので、むしろそのメールの方がひっかけかと思ったが、実際にアメブロにログインできなくなっていたので、どうやら本当らしい、とわかった。
で、パスワードを変更して、事なきを得たが、こういう事例、ますます増えていきそうでいやだ。
個人情報の流出は、回り回って、変なところからのとばっちりや被害になることを日々、痛感している。最近では、ベネッセの情報流出のせいで、子供にいろんな学習教材関係の勧誘がくる。ベネッセはあのとき、500円のおわびで済ませたが、とてもそんな額ではおさまらない心理的被害をこちらは被っている。社長がやめたらしいが、だからといってこちらは被害を被り続けるばかりだ。もちろん、ベネッセの学習教材を解約すれば済む問題ではなく、解約しようがしまいが、一度流出した個人情報は、その後はひたすら拡散して、勧誘攻勢が続くのだ。
もうひとつ、情報流出の悪影響が最近、あった。実家に、おれおれ詐欺がきたのだ。それも、まったく古典的なやり口で。
私の実家の連絡先をどこからどう知ったのか不明だが、おれおれ詐欺は実に困ったものだ。実家がしっかりしてくれていたから、これも被害がなくて済んだ。でも、こういうのも、相手の電話番号がわからないし、警察に届けようもない。
アメブロからの流出の悪影響についても、もし今後、自分への詐欺やら勧誘やら増えてきたら、アメブロ自体をやめることにするかも。やめたからといって、どうなるわけではないが、どうにも癪にさわる。

※参考記事
http://www.asahi.com/articles/ASJ5C76Y2J5CULFA03L.html
「アメーバ」に不正ログイン5万件 PWをリセット(朝日2016年5月11日)
《IT企業のサイバーエージェントは11日、同社がブログやゲームのサービスを提供している「アメーバ」で、4月29日夜から5月7日夕までに5万905件の利用者のアカウントが第三者に不正にログインされていたと発表した。メールアドレスや生年月日、仮想通貨の履歴情報などが閲覧された恐れがある。不正ログインを試みた回数は223万回あまりになるという。同社によると、今のところ利用者の情報が改ざんされた事実は確認されていない。他社サービスのアカウントのIDとパスワードを入手した第三者が、使い回ししてアメーバにログインを試みているとみられる。不正ログインされたアカウントのパスワードはすでにリセットしたといい、利用者に再設定を依頼している。同社は被害の拡大を防ぐため、ほかの利用者についても、パスワードの変更を促している。》