大阪・淀川男児切りつけ

ほんと、子どもを狙う犯罪は許せない

【大阪・淀川男児切りつけ　容疑者の女、５分間「放置」
http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/120119/waf12011914200014-n1.htm
（2012.1.19）

大阪市淀川区西三国の市立西三国小学校前の路上で、同校５年の男児（１１）が切りつけられた殺人未遂事件で、事件後、大阪府警淀川署員が到着するまでの約５分間、長妻マハル容疑者（３５）が男児のそばにおり、凶器の出刃包丁も近くに落ちたままだったことが１９日、同校や同署への取材で分かった。
　このとき複数の教員らが現場に駆けつけていたが、長妻容疑者を取り押さえることはせず、包丁も放置していたという。不審者などに対する学校の安全対策が改めて問われそうだ。
　同署などによると、長妻容疑者は１８日午後３時１０分ごろ、同校の正門前で男児を切りつけた後、男児のそばに座り込んで叫ぶなどしていたという。通報を受けた同署員が現場に到着したのは約５分後。長妻容疑者を取り押さえ、包丁も押収したが、教員らは長妻容疑者を取り押さえたりはしていなかったという。
　事件から一夜明けたこの日、同校では午前８時すぎから児童らが登校。正門前には教員ら２、３人が立って「おはよう」と声をかけ、ボランティアや保護者らも通学路などで児童らの登校を見守っていた。】


ほんと、子どもを狙う犯罪は、厳しく取り締まっていただきたいと思います。
今回の事件は、うちからけっこう近いので、非常に不安でした。
それでなくても、子どもの登下校ルートは、交通の危険な場所があるし、このごろは、大阪府も市町村も、学校の安全に対して手をこまねいているようにみえます。
教育大附属池田小事件の当初と違って、学校の防犯への取り組みは、むしろ手を抜いているように思えることもあります。
今回の事件も、ほんの一瞬のことで、子どもが一人になったところを狙われたようなものです。
親も教師も、どんなに子どもから目を離さないでいようとしても、ほんの一瞬、目を離してしまう瞬間があります。その一瞬に、子どもが傷つけられるというのでは、あまりに悲しすぎると思います。
事故はどうしても起きるのかもしれないけれど、防げる事件についてだけでも、防ぎたいものです。子どもを狙う人物がいるのなら、事件を起こす前に、なんとかしてほしいものだと、親としては思ってしまうのです。

ちなみに、この写真の公園も、貼り紙が世相を反映してます…