（追記）ニコ生「東京電力福島第一原子力発電所１－３号機の炉心損傷状況の推定に関する技術ワーク

（追記しました）
ニコニコ生放送「東京電力福島第一原子力発電所​１－３号機の炉心損傷状況の推​定に関する技術ワークショップ」視聴中！

http://live.nicovideo.jp/watch/lv72637226?ref=top
【東京電力福島第一原子力発電所​１－３号機の炉心損傷状況の推​定に関する技術ワークショップ​　生中継2011/11/30(水) 開場13：55 開演 14：00 番組ID:lv72637226】

このニコニコ生放送中継は、「福島原発事故でメルトスルーした核燃料が、一体今どこにあるのか？どうなっているのか？」という、原発事故の根本的問題がついに明らかになるのか？という期待とともに見始めました。
ところが、結局、あーだこーだと、いろんなシミュレーションを説明してくれるばかりで、要は、事故当初のデータが少なすぎてよくわからない、という話のようです。
で、今、議論の中で、「もっと東電がデータを出さないとわからない」という話になってますが。
これって、どうなんでしょうか？
一体、原発事故後8ヶ月以上過ぎて、まだ何もわかってないということ？
しかも、事故の当事者が、肝心なデータを隠しているということ？
これはもう、さっさと捜査機関が内部に踏み込むしかないのでは？
もう遅いのかもしれませが、東電に検察の強制捜査って、できないのでしょうか？
まったく、隔靴掻痒、歯がゆいばかりです。
事故による放射能汚染の直接の被害者だけでなく、いまや全国民が、放射能の汚染の被害におびえながら生きていくことになるというのに。誰も責任をとらず、事故の真相もわからず、うやむやにされていくだけ、という感じです。
きっとこのまま、闇の向こうに真実は隠されていって、事故を起こした当事者たちが、ぬくぬくと守られたまま、ほくそ笑んでいるのだろうなあ、と思うと、日本という国の未来がひどく暗いものに思えてなりません。
しかも、福島原発の事故の真相は不明のまま、もう大丈夫、とばかりに原発はどんどん再稼働していく。
ほんとに、この人たち、何を考えているのでしょう？
権力と金、ただそれだけなのでしょうか。

記

http://live.nicovideo.jp/watch/lv72637226?ref=top
【東京電力福島第一原子力発電所​１－３号機の炉心損傷状況の推​定に関する技術ワークショップ​　生中継
2011/11/30(水) 開場13：55 開演 14：00 番組ID:lv72637226
溶融した福島原発の核燃料はどこに？
東京電力福島第一原子力発電所、
原子炉の炉心損傷状況を推定するワークショップが開催されます。
このワークショップでは、
廃炉に向けた中長期対策の立案及び安全対策を講ずる際の参考とするため、
数値計算シミュレーション、
現状で測定可能な温度パラメーターなどを用いて炉心損傷状況の推定を試み、
できる限り現実的な推定が行えるよう専門家間での技術的検討が行われます。】

（追記）
30日夜のNHKニュースでは、以下と同様の報道がされていました。
東電発表では、福一のメルトスルーした核燃料は、格納容器内にとどまっている可能性が高いということです。
しかし、水野解説員の話でも、はたして冷温停止にもっていけるのか疑問だとのこと。
NHKまで、ストレートに危機感を報じるのは、やはり相当やばいってことだと思います。

http://www.47news.jp/CN/201111/CN2011113001001276.html