死海文書がネットで公開 | 作家・土居豊の批評 その他の文章

死海文書がネットで公開

こ、これはゼーレのプログラム通りか?

【死海文書がネットで公開 イスラエル博物館とGoogleが協力(ITmediaニュース9月26日)
http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1109/26/news117.html
イスラエル博物館は9月26日、死海文書をオンラインで公開した。誰でもネットで閲覧できる。
死海文書は世界最古の聖書関連文書。旧約聖書の最古のヘブライ語写本も含まれる。同博物館がGoogleの技術協力を得て、最高1200メガピクセルの高解像度で撮影し、オンラインで公開した。
 文書はイスラエル博物館の特設サイトで「Great Isaiah Scroll」など5巻を閲覧できる。Great Isaiah Scrollではヘブライ語のテキストをクリックすると英語の翻訳を表示できる。テキストをWeb検索で検索することも可能だ。
死海文書は1947年から1956年の間に死海沿岸の洞窟で発見された。紀元前200年から紀元68年の間に書かれたとされる。】

死海文書、と聞くと、エヴァを連想してしまうのは、元祖アニオタの習性でしょうか?
初めてアニメ『新世紀エヴァンゲリオン』をみたとき、あのオープニングの斬新さに完全にやられました。
そこにも死海文書らしきものがカットバックされていましたが、これがその現物なんですね!
それにしても、幻の古文書が、こうしてネット経由で万人の目に触れるようになるとは、感無量です。
しかし、勘ぐれば、ここに公開されているのは、目くらましで、本当はまだ隠された部分があるのでは?などと、つい陰謀説を妄想してしまいます(苦笑)
いずれにせよ、この文書の現物画像をみても、なにがなにやら判読不能ですが…
古代のロマンに思いをはせていると、21世紀の現在が、いかにも味気ない世界のように思えてしまいます。
昨日の国会中継や、小沢元秘書への有罪判決のニュースなどをみていると、泥沼の現実から、しばし古代史のロマンへ逃避したくなります。
もっとも、古代史の世界も、物語を読むかぎりでは、現代史以上に泥沼の闘争の繰り返しではありますが…。
だからこそ、ついつい陰謀説に惹き付けられてしまうのでしょうね。今も昔も、現実というのは味気ないものなのかもしれません。


※ウィキペディアのエヴァンゲリオン用語集より
「死海文書
ゼーレが所持する謎の預言書。使徒の出現[7]とサードインパクトの預言が記されている。実際に存在する死海文書とは別のものであり、ゼーレが所持するものはそれと区別して「裏死海文書」と呼ばれる。こちらはTVアニメOPの最後のカットに出てくる天使文字(エノク語)で書かれている[13]。新劇場版では「死海文書外典」と名称が変更されている」