即席ラーメン、わなに…尼崎のアライグマ捕獲 | 作家・土居豊の批評 その他の文章

即席ラーメン、わなに…尼崎のアライグマ捕獲

【即席ラーメン、わなに…尼崎のアライグマ捕獲
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110727-OYT1T00521.htm
犬を散歩中の住民がアライグマに襲われる被害が相次いでいる兵庫県尼崎市で27日、2匹目のアライグマ(メス、体長約60センチ)が捕獲された。
わなに仕込む餌を果物などから「チキンラーメン」に変えたところ、19日に続いて捕獲に成功した。
同市によると、27日午前8時30分頃、水路に仕掛けた鉄製のおり(縦横35センチ、奥行き70センチ)にかかっているのを近くの住民が見つけた。大人とみられ、捕獲直後に殺処分された。
同市や隣接の同県伊丹市では今月に入り、住民5人が手や足をかまれ、両市が逃走経路などにおりを仕掛けていた。(2011年7月27日13時34分 読売新聞)】


伊丹の敵を池田で討つ?
伊丹のアライグマを、お隣の池田市発祥のチキンラーメンで退治したとは(笑)
などと、これは笑えるニュースかと思いましたが、よく考えると、さもありなんですね。
街中で野生化したアライグマなら、たぶん、ゴミをあさって食べることを覚えたでしょうし、人間の出す残飯は、基本的に臭いが強いから、チキンラーメンのような臭いの強いジャンクフードは、いかにもアライグマの食欲を刺激したのではないでしょうか。
それにしても、このアライグマ騒動、わりとうちの近くなんですよね。小さい子どもがいる身としては、子どもがみつけて、不用意に近づき、噛まれることがないよう、よくよく言い聞かせておこうと思います。
そういえば、アライグマといえばラスカル、日本ではかわいいイメージしかなかったと思うけど、実は凶暴?なかなか捕獲も難しいみたいですね。
児童文学や、名作アニメでは、よく、動物の主人公の目線で人間が描かれますが、このアライグマの視点にたってみれば、一生懸命生きている自分たちを、情け容赦なく襲う恐るべき怪物として人間が映っているのでしょうか。
アライグマがゴミの残飯を食べているとしたら、そのうち、猫やカラスとも闘うことになりそうですね。今は残飯争いで、カラスの覇権が確立されつつあるようにみえますが、カラスにとってもアライグマは強敵となるかな?
いっそ、カラスを訓練して、アライグマをやっつけるという作戦はどうでしょう?
こんなことを言ってると、動物愛護の方々からクレームがつきそうですが…