「復興相が辞表、首相了承…知事への発言で引責」
※追加「復興相が辞表、首相了承…知事への発言で引責 (2011年7月5日09時19分 読売新聞)」
あっさりと切られましたね、とかげのしっぽ(やれやれ)
三日天下をいつまで引き延ばす?
【松本復興相「前向いて復興に当たる」辞任は否定(2011年7月5日読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20110704-OYT1T00797.htm?from=main3
松本復興相は4日、東京都内で記者団に、震災復興に関する岩手、宮城両県知事との3日の会談で「知恵を出さないやつは助けない」などと述べたことを陳謝した。
辞任については否定した。しかし、宮城県知事が不快感を表明するなど、被災地でも反発が強く、与野党で辞任を求める声が出ている。野党は国会で、菅首相の任命責任を含めて追及する方針だ。
松本氏は「言葉足らずだったり、ちょっと語気が荒かったりして、結果として被災者の皆さんを傷つけたということがあれば、おわび申し上げたい」と述べた。一方で、自らの進退について、「このまま真っすぐ前を向いて復興に当たっていく」と語った。「助けない」という発言については、「知事との話は真剣勝負であり、知恵を出していきながらやってほしいということで発言した」と釈明した。「九州の人間だから、何市がどこの県とかわからん」と述べたことについては、「(被災地の)全ての市町村の名前を知っている。東北は広いという思いがあって、『しっかり取り組む』という意味で言った」と述べた。
これに対し、自民党の谷垣総裁は4日、党本部で記者団に、「(退陣表明している首相の下で)松本氏がやる気を失っているのではないか。内閣全体として早くお辞めになった方がいい」と首相の早期退陣を求めた。公明党の山口代表は「全体の言動を見れば見るほど不快極まりない」と述べた。
首相は同夜、首相官邸を出る際、松本氏の発言の受け止め方を記者団に質問されたが、答えなかった。】
この復興大臣の暴言については、すでに各紙が書き立て、ニュース映像で何度も流れ、いよいよ政局のネタになりそうな勢いです。
もはや改めて言うまでもないでしょう。
問題は、この人の暴言や大臣の資質だけにあるのではないのです。
類は友を呼ぶ、というか、同類相哀れむ、というか、この首相のもとに集められた閣僚やスタッフは、実によく似たタイプで、みなさん、権力欲と傲慢さ、という共通点を持っているようにみえます。
政権内のまともな人物は、みな追い出されてしまって、残ったのは、権力にしがみつく輩ばかりのようです。
だから、首相が一日でも長く、最高権力の座にしがみつきたいのと同じく、閣僚やスタッフの面々も、この政権が延命することを第一に考えているように思えてなりません。
その動機は、いばりたいから、としかいいようがないでしょう。
そもそも、小人が権力を握った政権が、長続きしないのは、歴史の常で、三日天下などという慣用句があるぐらいです。
本当は、この政権も三日天下で終ったらよかったのですが、3.11の震災を奇禍として、ここまで延命をはかってきたわけです。
そもそも、不甲斐ないのは、首相の言いなりに振り回されている与党であり、政権交代を仕掛けられない野党であり、そしてこの三日天下をずるずる延命させている我々国民自身だと思えるのです。
もういいから、解散総選挙でもなんでもして、政府をまともなものにしてほしいものです。
あっさりと切られましたね、とかげのしっぽ(やれやれ)
三日天下をいつまで引き延ばす?
【松本復興相「前向いて復興に当たる」辞任は否定(2011年7月5日読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20110704-OYT1T00797.htm?from=main3
松本復興相は4日、東京都内で記者団に、震災復興に関する岩手、宮城両県知事との3日の会談で「知恵を出さないやつは助けない」などと述べたことを陳謝した。
辞任については否定した。しかし、宮城県知事が不快感を表明するなど、被災地でも反発が強く、与野党で辞任を求める声が出ている。野党は国会で、菅首相の任命責任を含めて追及する方針だ。
松本氏は「言葉足らずだったり、ちょっと語気が荒かったりして、結果として被災者の皆さんを傷つけたということがあれば、おわび申し上げたい」と述べた。一方で、自らの進退について、「このまま真っすぐ前を向いて復興に当たっていく」と語った。「助けない」という発言については、「知事との話は真剣勝負であり、知恵を出していきながらやってほしいということで発言した」と釈明した。「九州の人間だから、何市がどこの県とかわからん」と述べたことについては、「(被災地の)全ての市町村の名前を知っている。東北は広いという思いがあって、『しっかり取り組む』という意味で言った」と述べた。
これに対し、自民党の谷垣総裁は4日、党本部で記者団に、「(退陣表明している首相の下で)松本氏がやる気を失っているのではないか。内閣全体として早くお辞めになった方がいい」と首相の早期退陣を求めた。公明党の山口代表は「全体の言動を見れば見るほど不快極まりない」と述べた。
首相は同夜、首相官邸を出る際、松本氏の発言の受け止め方を記者団に質問されたが、答えなかった。】
この復興大臣の暴言については、すでに各紙が書き立て、ニュース映像で何度も流れ、いよいよ政局のネタになりそうな勢いです。
もはや改めて言うまでもないでしょう。
問題は、この人の暴言や大臣の資質だけにあるのではないのです。
類は友を呼ぶ、というか、同類相哀れむ、というか、この首相のもとに集められた閣僚やスタッフは、実によく似たタイプで、みなさん、権力欲と傲慢さ、という共通点を持っているようにみえます。
政権内のまともな人物は、みな追い出されてしまって、残ったのは、権力にしがみつく輩ばかりのようです。
だから、首相が一日でも長く、最高権力の座にしがみつきたいのと同じく、閣僚やスタッフの面々も、この政権が延命することを第一に考えているように思えてなりません。
その動機は、いばりたいから、としかいいようがないでしょう。
そもそも、小人が権力を握った政権が、長続きしないのは、歴史の常で、三日天下などという慣用句があるぐらいです。
本当は、この政権も三日天下で終ったらよかったのですが、3.11の震災を奇禍として、ここまで延命をはかってきたわけです。
そもそも、不甲斐ないのは、首相の言いなりに振り回されている与党であり、政権交代を仕掛けられない野党であり、そしてこの三日天下をずるずる延命させている我々国民自身だと思えるのです。
もういいから、解散総選挙でもなんでもして、政府をまともなものにしてほしいものです。