これって、墜落でしょ? | 作家・土居豊の批評 その他の文章

これって、墜落でしょ?

これって、墜落でしょ?

【2号機屋上に無人ヘリ不時着、エンジン不安定で (読売新聞 - 06月24日 12:31)
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20110624-OYT1T00482.htm?from=main4
東京電力は24日、福島第一原子力発電所2号機上空で、放射性物質の濃度を測るため空気を採取していた米国製無人ヘリコプター「Tホーク」が同日午前7時ごろ、エンジンの出力が不安定になり、原子炉建屋屋上に不時着したと発表した。
Tホークは重さ約8キロ、プロペラの長さは約50センチある。
東電がコンクリートポンプ車で墜落状況を確認したところ、ヘリは原子炉建屋の屋上に横倒しになっていたが、ヘリや屋上には目立った損傷はなかった。
今後、ヘリをつり上げて回収し、エンジンが不安定になった原因を調べる。ヘリはもう1台予備機があるため、当面の作業に支障はないという。】

これって、墜落でしょ?
「屋上に不時着したと発表した。」「墜落状況を確認したところ」
矛盾するんですが(苦笑)
いくら無人機でも、原子炉に墜落されちゃたまらない。
アメリカ製といい、フランス製といい、結局使えないってこと?
こうなれば、日本製の無人機やロボットや浄化装置でなんとかがんばってほしいなあ。
それにしても、これ、テロ組織に、「どうぞ攻撃してください。無防備ですから」と宣伝しているようなものです。
まったく、ひどいことになっちゃったものだ。