血塗られた世紀は続く、ということか?日本もテロとの戦いから無縁ではいられない
血塗られた世紀は続く、ということか?日本もテロとの戦いから無縁ではいられない
【ビンラディン容疑者殺害、8割近くが正しい判断と認識=ロイター調査
http://jp.reuters.com/article/worldNews/idJPJAPAN-20920520110503
[ワシントン 2日 ロイター]
ロイターが2日、英語サイト(www.reuters.com)を通じて行った調査によると、アルカイダの指導者で2001年の同時多発攻撃の首謀者とされるウサマ・ビンラディン容疑者を米国主導の作戦によりパキスタンで殺害したことについて、8割近くの人が正しい判断だったと受け止めていることが分かった。
米国人以外の人を含む英語サイトの読者1200―1300人から回答が得られた。
調査では、回答者の79%が米政府がビンラディン容疑者殺害を決定したのは正しい判断だったと回答。一方、正しくないと答えた人は14%、分からないと答えた人は7%だった。
一方、ビンラディン容疑者の死を受けて以前よりも安全に感じると答えた人は25%にとどまり、安全には感じないと答えた人の割合(59%)を大きく下回った。
ビンラディン容疑者殺害の功績については、オバマ大統領に帰すると答えた人が37%。ブッシュ前大統領の功績と答えた人の割合は13%だった。半数近くはどちらでもないと答えている。
また、回答者の51%が、ビンラディン容疑者殺害はオバマ大統領の政治手腕に対する見方に影響しないと答える一方、29%の人がオバマ大統領をより好意的に見るようになったと回答した。大統領を非常に好意的に見るようになったと答えた人も13%に上っている。】
「ビンラディン容疑者の死を受けて以前よりも安全に感じると答えた人は25%にとどまり、安全には感じないと答えた人の割合(59%)を大きく下回った。」
という回答結果をみると、このアンケートでは、「テロリストの殺害には賛同するが、それで平和が実現するとは思っていない」というところでしょうか。
要は、テロとの戦いを継続するという感覚の人が多いということなのでしょう。
間違いなく、今回のビンラディン殺害は、さらなる報復合戦への序章となるでしょう。
テロというのは、もともと、首謀者を殺せば終わるというようなものではないからです。
ましてや、ビンラディンは本当に首謀者だったのか?という点からして、不明確なままです。
ことの賛否を問うまでもなく、今後も血塗られた世紀は続くでしょうし、日本もテロとの戦いから無縁ではいられないのです。
ましてや、日本という国が、いかに非常事態に弱いか、ということを、今回の震災と原発事故で世界中にさらしてしまったのです。
まるで、狙ってくれといわんばかりの醜態をさらした日本を、これからどう守るか、ということは、焦眉の課題といえるでしょう。
【ビンラディン容疑者殺害、8割近くが正しい判断と認識=ロイター調査
http://jp.reuters.com/article/worldNews/idJPJAPAN-20920520110503
[ワシントン 2日 ロイター]
ロイターが2日、英語サイト(www.reuters.com)を通じて行った調査によると、アルカイダの指導者で2001年の同時多発攻撃の首謀者とされるウサマ・ビンラディン容疑者を米国主導の作戦によりパキスタンで殺害したことについて、8割近くの人が正しい判断だったと受け止めていることが分かった。
米国人以外の人を含む英語サイトの読者1200―1300人から回答が得られた。
調査では、回答者の79%が米政府がビンラディン容疑者殺害を決定したのは正しい判断だったと回答。一方、正しくないと答えた人は14%、分からないと答えた人は7%だった。
一方、ビンラディン容疑者の死を受けて以前よりも安全に感じると答えた人は25%にとどまり、安全には感じないと答えた人の割合(59%)を大きく下回った。
ビンラディン容疑者殺害の功績については、オバマ大統領に帰すると答えた人が37%。ブッシュ前大統領の功績と答えた人の割合は13%だった。半数近くはどちらでもないと答えている。
また、回答者の51%が、ビンラディン容疑者殺害はオバマ大統領の政治手腕に対する見方に影響しないと答える一方、29%の人がオバマ大統領をより好意的に見るようになったと回答した。大統領を非常に好意的に見るようになったと答えた人も13%に上っている。】
「ビンラディン容疑者の死を受けて以前よりも安全に感じると答えた人は25%にとどまり、安全には感じないと答えた人の割合(59%)を大きく下回った。」
という回答結果をみると、このアンケートでは、「テロリストの殺害には賛同するが、それで平和が実現するとは思っていない」というところでしょうか。
要は、テロとの戦いを継続するという感覚の人が多いということなのでしょう。
間違いなく、今回のビンラディン殺害は、さらなる報復合戦への序章となるでしょう。
テロというのは、もともと、首謀者を殺せば終わるというようなものではないからです。
ましてや、ビンラディンは本当に首謀者だったのか?という点からして、不明確なままです。
ことの賛否を問うまでもなく、今後も血塗られた世紀は続くでしょうし、日本もテロとの戦いから無縁ではいられないのです。
ましてや、日本という国が、いかに非常事態に弱いか、ということを、今回の震災と原発事故で世界中にさらしてしまったのです。
まるで、狙ってくれといわんばかりの醜態をさらした日本を、これからどう守るか、ということは、焦眉の課題といえるでしょう。