大阪の人間はおバカの集団?
1
http://www.j-cast.com/2009/10/05050462.html
ジャージやジーパンで授業 教師の服装「これでいいの」
(2009/10/5J-CAST)
大阪府の橋下徹知事は2009年9月24日、市町村議会議員らがつくる「大阪教育維新を市町村からはじめる会」の懇談会に出席した。食育と学力をテーマにした懇談会では、教師の服装がジャージやジーパンといった私服に近い恰好をしていることを問題視する意見も出た。橋下知事もこれに賛同したかっこうで、「公務員として働く以上、服装について注意してもいいと思う」と話した。会に所属している貝塚市議会議員の田中がくさんは、地域に住む60代男性から、教師の服装に関する話を聞いていたという。――最近は、教師か保護者かの区別がつかなくなってしまった。教師と言えば以前は、スラックスにワイシャツかカッターシャツというのがふつうだったというのに、といった内容だった。(後略)
2
http://hochi.yomiuri.co.jp/osaka/gossip/topics/news/20091006-OHO1T00083.htm
(2009/10/6スポーツ報知)
大阪府庁を大阪市の第3セクター「大阪ワールドトレーディングセンタービルディング」(WTC)へ移転する条例案を審議する9月定例府議会で5日、「鼻毛論争」がぼっ発した。WTC移転により府職員の業務能率向上を主張する橋下徹知事に対し、共産党の堀田文一議員が代表質問。「WTCは換気が悪くて鼻毛が伸びる」と移転反対の姿勢を見せた。高層ビルでは自由に窓を開けることができず、思うように換気できないのが質問の真意。(後略)
3
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20091008dde041010032000c.html
(2009/10/8毎日)
大阪府の橋下徹知事は8日、知事へのメールの中で「愚痴はブログ等で行って下さい」などと表現した技師級職員を、口頭で厳重注意処分する考えを示した。(中略)
橋下知事によると、これまでに100人程から知事を「おまえ」呼ばわりするようなメールを受けてきたが、受け流してきた。しかし今回は、民間出身の副知事から「組織として非常識」との意見を受け、処分することを決めた。
上記のおバカニュース3連発をならべてみると、大阪の人間としては、ことの是非を越えて、なんだか腹が立つのです。いかにも大阪の人間がおバカの集団のような印象を受けるからです。
もちろん、個々のニュースについて、それぞれおかしな問題がたくさんあるのは、わかります。しかし、どれも、はっきりいって「どうでもいい問題」のように感じます。
まず、教師の服装問題ですが、「知事の服装もほめられたものではない」というのが私の印象です。少なくとも、知事という権威ある存在にふさわしいスタイルとはいえないと思います。
つけくわえると、教師と一口にいっても、学校の種類や職場環境は千差万別。ケースバイケースで考えるのが妥当ではないでしょうか。目に余る服装の教師がいるなら、責任者である校長が注意すればいいだけのことだと思います。
次に、鼻毛論争ですが、こういうように、議会の発言の一端をほじくりだして、面白おかしくニュースにしたてるのは、読者としてはそりゃおもろいです。しかし、こういうのが一人歩きして、「やっぱり大阪の人間は……」といわれるのは心外ですね。
最後の、メール事件ですが、これは「みせしめ」処分でしょうか。他にも100人も失礼なメールをよこす職員がいるなら、公平に全部調査して処分しないと、弱い者いじめみたいに見えます。あるいは、処分するのと並行して、メールマナーの研修でもするとか、手は打つんでしょうか?
個人的には、「橋下知事から言葉遣いの注意は受けたくない」というのが感想です。ご自身の数々の暴言は、トップゆえに、あるいは有名人ゆえに許される、ということでしょうか。
ともあれ、大阪関連のニュースが、つねづねマスコミでネタ扱いされるのは、かなりいやな気分ですね。といっても、大阪府自体が、お笑いとたこやきでアピールしている以上、それもしゃあないんかなあ?
そういえば、関係ないけど、前に映画『宇宙戦争』で、異星人のトライポッドを「オーサカでは2体倒したらしい」と噂されている場面がありました。大阪のネタ扱いは、もはや国際的?なのかなあ、と、苦笑してしまいました。
http://www.j-cast.com/2009/10/05050462.html
ジャージやジーパンで授業 教師の服装「これでいいの」
(2009/10/5J-CAST)
大阪府の橋下徹知事は2009年9月24日、市町村議会議員らがつくる「大阪教育維新を市町村からはじめる会」の懇談会に出席した。食育と学力をテーマにした懇談会では、教師の服装がジャージやジーパンといった私服に近い恰好をしていることを問題視する意見も出た。橋下知事もこれに賛同したかっこうで、「公務員として働く以上、服装について注意してもいいと思う」と話した。会に所属している貝塚市議会議員の田中がくさんは、地域に住む60代男性から、教師の服装に関する話を聞いていたという。――最近は、教師か保護者かの区別がつかなくなってしまった。教師と言えば以前は、スラックスにワイシャツかカッターシャツというのがふつうだったというのに、といった内容だった。(後略)
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http://hochi.yomiuri.co.jp/osaka/gossip/topics/news/20091006-OHO1T00083.htm
(2009/10/6スポーツ報知)
大阪府庁を大阪市の第3セクター「大阪ワールドトレーディングセンタービルディング」(WTC)へ移転する条例案を審議する9月定例府議会で5日、「鼻毛論争」がぼっ発した。WTC移転により府職員の業務能率向上を主張する橋下徹知事に対し、共産党の堀田文一議員が代表質問。「WTCは換気が悪くて鼻毛が伸びる」と移転反対の姿勢を見せた。高層ビルでは自由に窓を開けることができず、思うように換気できないのが質問の真意。(後略)
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http://mainichi.jp/select/seiji/news/20091008dde041010032000c.html
(2009/10/8毎日)
大阪府の橋下徹知事は8日、知事へのメールの中で「愚痴はブログ等で行って下さい」などと表現した技師級職員を、口頭で厳重注意処分する考えを示した。(中略)
橋下知事によると、これまでに100人程から知事を「おまえ」呼ばわりするようなメールを受けてきたが、受け流してきた。しかし今回は、民間出身の副知事から「組織として非常識」との意見を受け、処分することを決めた。
上記のおバカニュース3連発をならべてみると、大阪の人間としては、ことの是非を越えて、なんだか腹が立つのです。いかにも大阪の人間がおバカの集団のような印象を受けるからです。
もちろん、個々のニュースについて、それぞれおかしな問題がたくさんあるのは、わかります。しかし、どれも、はっきりいって「どうでもいい問題」のように感じます。
まず、教師の服装問題ですが、「知事の服装もほめられたものではない」というのが私の印象です。少なくとも、知事という権威ある存在にふさわしいスタイルとはいえないと思います。
つけくわえると、教師と一口にいっても、学校の種類や職場環境は千差万別。ケースバイケースで考えるのが妥当ではないでしょうか。目に余る服装の教師がいるなら、責任者である校長が注意すればいいだけのことだと思います。
次に、鼻毛論争ですが、こういうように、議会の発言の一端をほじくりだして、面白おかしくニュースにしたてるのは、読者としてはそりゃおもろいです。しかし、こういうのが一人歩きして、「やっぱり大阪の人間は……」といわれるのは心外ですね。
最後の、メール事件ですが、これは「みせしめ」処分でしょうか。他にも100人も失礼なメールをよこす職員がいるなら、公平に全部調査して処分しないと、弱い者いじめみたいに見えます。あるいは、処分するのと並行して、メールマナーの研修でもするとか、手は打つんでしょうか?
個人的には、「橋下知事から言葉遣いの注意は受けたくない」というのが感想です。ご自身の数々の暴言は、トップゆえに、あるいは有名人ゆえに許される、ということでしょうか。
ともあれ、大阪関連のニュースが、つねづねマスコミでネタ扱いされるのは、かなりいやな気分ですね。といっても、大阪府自体が、お笑いとたこやきでアピールしている以上、それもしゃあないんかなあ?
そういえば、関係ないけど、前に映画『宇宙戦争』で、異星人のトライポッドを「オーサカでは2体倒したらしい」と噂されている場面がありました。大阪のネタ扱いは、もはや国際的?なのかなあ、と、苦笑してしまいました。