年末といえば、紅白歌合戦は年中行事でしたが、その様相は明らかに変わることになるでしょうね。

 とにかく、今年のNHKのごり押しはとんでもなく腹立たしかったがその行動は9月の時点で予想できていました。

 その起点はジャニーズの問題です。

 NHKは桑子真帆アナウンサーにより、クローズアップ現代でジャニー喜多川のセクハラ問題にかかる当時のジャニーズ事務所の対応を見届け、被害者支援に対して社を取り上げて取り組むとのことでした。

 その後、時間を置かず、現状のまま解決されないのであれば、ジャニーズ出身者を紅白の出場させない旨報道されました。

 この段階で僕はというか多くの韓国ウォッチャーはその穴埋めをK―POPがつとめるのだろうと予想しました(確信しました)。

 

 そして11月を迎えると出演者の発表がありましたが、参加者の数についてあっけにとられました。予想より大幅に多い出演者でした。

 僕の理解する紅白は、大部分が日本人で構成され、男女に分かれて年忘れの歌を聴く企画と思っていましたが、誰の判断なのか、どんな判断なのか、平然と多数の韓国歌手陣のみが紅白の出場メンバーに登録されました。

 

 セブンティーン、ストレイキッズ、ルセラフィム、TWICEユニットミサモ、ニジュ、JO1の6組です。それだけでなく、日本デビューもしていないNew Jeansまで追加される始末でした。海のものとも山のものともわからない歌手が選抜されたのはこれが初めてではないでしょうか。それも韓国のグループです。

 

 これに対して、なぜK-POPなのかという説明もなくぞろぞろと出場させたNHKに対して怒りを感じます。

 

 若者の支持者が多いということですが、年輩者は全然知らないし、全く支持もしていません。民放もそうなのですが、現状でCD販売あるいはメディアの露出度(影響力)を考慮すると彼らの出場が望ましいというのが判断の根拠としているのだと思います。

 

 ただ、紅白の放送のあり方を考えた場合、7組もの韓国歌手が適当であったかということは疑問があるというレベルではなく、「問題がある」レベルです。10代20代の視聴者を確保するのが命題とした運営だというのがいい訳なのでしょうけど、これらをほんの少し確保するために逆に反発する層が反撃(「視聴しない」)に打って出ることを想像できなかったのでしょうか。

 今回視聴率が30%をはじめて割ったという報道が出ており、それに対して民放の担当者から「時代の流れ」といった言い訳がありました。偶然性ではなく必然的な結果だったということです。

 視聴者数はその通りでしょうけど、視聴率は相対的なことも含めた数字であることから考察の検証として意識的にK-POPという言葉をはずしたように思います。

 

 僕自身、今回も放送最中、1秒もNHKを観ませんでした(近年、韓国歌手が出演しているので久しく紅白を見ていないかもしれません)。これは固い意志のもとです。日本国内の韓国嫌いの人間を舐めないでもらいたいです。韓国の反日のように『選択的反日』などというのはありません。僕は韓国と関わる代物は文政権になってから徹底的に排除しています。ロッテのガムやアイスクリームすらコンビニの店舗で製造のところをきちんと見て購入拒否しています。

 本当はYOASOBIの「アイドル」が観たくてしょうがなかったです(あとの報道で聞くに、この演奏途中に韓国のバカどもがYOASOBIの前を占領して歌っていたそうじゃないですか。NHKの演出家たちは万死に値しますよ)。元キャンディーズの伊藤蘭さんも観たくてしょうがなかったです。

 テレビは付けており、その間、テレビ東京の「孤独のグルメ」をつけっ放しにし、東京フィルのカウントダウンで年をまたぎました。実際は同じNHKのFMで読書しながら『パルジファル』を聴いていました。

 

 NHKのごり押しに真っ向から抵抗したのは僕だけではないです。

 僕は決して放送料金を払わないとは言いません。

 世界ねこ歩きを観ますし、大河ドラマもブギウギもしっかり観ます。いけずな京都旅、サラメシ、ドキュメント72時間、美の壺も大好きだし、ブラタモリは最も好きな番組の一つです。京都人の密かな愉しみも好きで、Blueから伊藤蘭さんの娘である趣里さんも見続けているほどのNHK党です。こういう丁寧にNHKの番組を見る視聴者の声こそ大事にすべきではないでしょうか。

 今回の紅白に対するK-POP推し行動は絶対に許せません。NHKこそが日本国民に反逆行為をおこなった年末です。

 

 ジャニーズの補完にK-POPを使用するという安直さに加え、偉そうに日韓文化交流の促進などと並べ立てるようなら末期的症状です。

 自分たちがジャニーズにおんぶにだっこして、日本からの新たなスターを養成してこなかったツケをこんな形で埋めることが理解されるとでも思っているのでしょうか。

 韓国ではいまだに日本の歌が地上波に流されないことを御存知なはずです。金大中が日本文化開放してから20年以上経過するのにウジウジと反日世論を脱却できず規制(自主規制ではあるが)しているのに下手な言い訳をしないでもらいたいです。

 

 NHKの反論としてさらに僕のような嫌韓主義者(ちなみに僕は嫌韓主義者ではなく、嘘を平気で尽き、反省心も自制心もない韓国時人が嫌いなのです)が問題だと言うのでしょうが、多くの「心ある人間」は結果として『嫌韓』にならざるを得ない背景があることをしっかり認識すべきであり、これらの行動は感情的なものでなく、中長期的に日本の国益を守る強固な意志のもとであることを理解すべきです。

 

 元日に起こった能登半島の大地震での韓国のネット(ハングル記載)反響をNHKは御存知なのでしょうか。とてもひどくて情けない気持ちになります。

 「元日から最高におめでたいニュース」「(日本には)悪いとは思うが、鏡で自分姿を見ているとつい口角が上がってしまう(うれしくなる)」というコメントが踊っていましたよ。東北の震災でもお祝いを口にする、自称先進国でいまだに民度が低いクズのような後進国民族です。

 日本でも韓国の災害を喜ぶコメントは付きます。しかし、その割合ならびに表現がまるで異なります。

 日本が100人に1人さらにその一人に対して不見識だと罵声を浴びせるのが多数であるなら、韓国は100人のうち過半数が悪意あるコメントで覆いつくされます。非難した人間を非難するコメントが入ろうものなら、「(相手の不幸を思いやる気持ちを否定し)それぞれの考えは自由だ」と恥ずかしげもなく言ってのける方々です。

 

 仮にNHKがK-POPを使いたいなら使ってもらって結構ですが、安直に紅白歌合戦で仕掛けるのではなく、きちんと日韓歌合戦という番組をたててやってください。確か12月30日の夜にもNHKは夜にK-POPの番組をやっていました。許せるのはここまでです。

 

 日本人が守ってきた(NHKは自分たちの企画だから、下々の者には関係ないとうそぶくかもしれませんがそれこそ横暴なことです)紅白歌合戦を大事に育んできた日本国民に返していただきたいものです。本来年忘れを海外在住も含めた日本国民が穏やかに過ごす催しが紅白歌合戦ではないでしょうか。

 韓国勢が多数入ることは、嫌がる人間がたくさんいることが今までの状況からわかるはずなのにそれでも押し込む理由がありますか。少なくとも、New Jeansを入れるなら、もっと適当な日本人歌手がいたのではないですか。

 NHK内の猿知恵しか働かないバカ社員が「サプライズ出演」とか言って企画を押し込んだのか、多数の韓国歌手を出すために韓国側のプロモーションから箔をつける理由で持ち込まれたクズを飲んだのでしょうか。今回の対応は必然性、正当性からいって「0点」の対応です。紅白歌合戦をNHKの一部の人間による私物化としか考えられない愚行です。

 アジア規模の企画にするなら、台湾からも歌手呼びなさいよ。世界規模にするなら1組でも2組でも欧米にオファーかけるべきです。NHKはなんの努力もしていません。

 

 ちなみに先にも記載しましたがジャニーズのセクハラ問題は解決が観ない限り、ジャニーズ出身者が出られないようですが、K-POP界が「シロ」とでも思っているのでしょうか。自殺者も出たぐらいで、もともとキーセン文化が根底にある韓国文化はジャニーズどころの話ではないです。

 年末から年明けにもその一端がありました。韓国で活躍する日本出身のタレント藤田小百合さんが韓国人歌手からセクハラを受けたと告白がありました。事が大きくなりそうなので火消しのためか相手の大物歌手は早々に謝罪文を上げたようですけど。

 

「今まで何人の男と…」韓国で活躍する日本人タレント、韓国人歌手からのセクハラ被害を告白も謝罪(スポーツソウル日本版)|dメニューニュース(NTTドコモ) (docomo.ne.jp)

 

 NHKは表面化していないからそのままにしているのでしょうか。それといつも僕は訴えていますが、NHK交響楽団の音楽監督をしていたシャルル・デュトワをいまだに名誉音楽監督にしています。ボストン交響楽団はセクハラした指揮者については過去の地位をはく奪するよう徹底しています。

 

セクハラ疑惑の指揮者デュトワ氏を起用 仏楽団に非難の声 写真3枚 国際ニュース:AFPBB News

 

NHK交響楽団、名誉音楽監督のシャルル・デュトワ氏にセクハラ告発 2人は実名で : スポーツ報知 (hochi.news)

 

 適切な対応とは、単に指揮台に上がらせないだけになっています。

 結局、NHKもその対応はその場しのぎばかりで改善したふりをするだけです。

 

 今回の紅白歌合戦へのK-POP歌手大量ごり押し出演についても反省しないのでしょうね。

 ちなみに「韓国推し」はかつてフジテレビが大規模にやって視聴者から大反発を食らい、いまだに低迷から脱却されてないですよね。

 物は言っても結局法律で放送料金を強制的に強奪できるNHKは視聴者の意見をハエの羽音ぐらいにしか考えていないのでしょうかね。