【コラム】タイミングがやってきた韓日関係正常化(記事)
中央日報 2月20日付け
チンパンジーから人間のDNAを逆追跡する学者が見つけた興味深い本性がある。「同盟」だ。ボスになろうとするチンパンジーは巧みに友軍を作る。キングメーカーの歓心も買い、えさも分ける。そして登板の時を待つ。絶好の瞬間、クーデターだ。永遠の権力? そんなものはない。また別の若いチンパンジーが再び新しい同盟を狙う。30頭余りの群れの中で1年に1000回以上の大小の連合が目撃される(フランス・ドゥ・ワール『チンパンジーポリティクス』)。主敵に対抗して力を合わせるのが人類の生存本能だ。自分だけで得られない何かを与えてくれる国、完ぺきな同盟相手だ。
ロシアのウクライナ侵攻、険しさを増す米中冷戦、この隙に食い込んだ北朝鮮の挑発、極度に不安定な東アジア。韓国が自力で解決するにはいずれも手にあまる。北朝鮮の核はオバマ政権からバイデン政権までの拡大抑止の中で「戦略的忍耐」しか方法がなさそうだ。「巨悪の怪物」ソ連が自ら崩壊するのにかかった忍耐の時間は68年11カ月26日だった。いま韓国が自力で成就する外交はただひとつ。日本との関係復元だ。韓国のワールドカップベスト16進出より彼らの準々決勝失敗に安心するほど憎らしいその国となぜうまくやっていかねばならないのか、なぜいまなのかの共感が優先だろう。
日本は少し急な状況だ。「第2次大戦以降で最も急変した対外政策転換期」(岸田首相)という。クリル列島4島の返還を夢見てプーチン大統領と温泉に行った安倍元首相。嫌韓は最大化しながら27回もプーチン大統領と会った2人のマッチョの蜜月時代は沈んでいった。プーチン大統領の核威嚇後ロシアとの北方領土紛争はむしろ脅威になってしまった。核兵器の被害を唯一体験したこの国には福島原子力発電所事故のトラウマも重なっている。それだけだろうか。おととい北海道西側の排他的経済区域に落ちた北朝鮮の長距離弾道ミサイル(推定)は最も近づいた危機の実体だった。岸田首相は父親の故郷であり自身の政治的故郷である広島で5月19日にG7首脳会談を主催する。「西側民主主義強国との連帯」「安全と平和の象徴」にしようとする。尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領が日本の招待を受けるのかも外交的関心事だ。もっと大きな恐れは中国。日本人の77%は「プーチンの挑発が中国の台湾武力行使に影響を及ぼすだろう」と回答(日本経済新聞)した。日本西南端の島から160キロメートルの距離が台湾。木浦(モクポ)港から可居島(カゴド)より少し遠い。体感安保が韓国とは違う日本だ。すでに中国との紛争地域である南西諸島で兵力とミサイル部隊を増強している。「日本は盾だけ、槍は米国に」で77年の無料の平和を楽しみお金だけ儲けた彼らは自称「新時代の現実主義外交」(岸田首相)に急変している。ミサイル反撃を容認する事実上の戦争可能国に変貌した。国民の65%が賛成。タブーだった国防費も2027年まで現在の2倍近い増額だ。日本の最優先はいまは安全保障だ。その前の中国・ロシア大陸の最前方に韓国がある。日本に最も完ぺきな同盟の対象はどこだろうか。
韓国に冷めた目を向けていた主要メディアも変わって行く。「北朝鮮が核・ミサイル開発を加速させ、中国が台湾周辺での軍事的威嚇を強める中で、日米韓3か国の連携強化は不可欠だ。日韓関係改善はその前提となる」(読売1月20日)、「対日関係改善に向けた尹錫悦政権の努力を支持する」(日経1月28日)、「日本と韓国の両首脳は今回の会談を定期開催につなげ、北朝鮮情勢など地域の懸案にとりくむ協働に本腰を入れるべきだ」(朝日昨年11月15日)。
両国の和解を最も望む国、米国だ。中国の東アジア膨張封鎖の最終兵器は韓米日同盟だ。「韓日関係より重要なものはない」というブリンケン国務長官はオバマ政権の副長官時代にいがみ合う韓日関係を情熱的に仲裁した。3カ国外交次官の20回以上の会談の末に慰安婦合意を誘導した。バイデン大統領もやはり副大統領時代の2013年の安倍首相との会合後、「韓日協力と関係改善が最も重要だ」と宣言した。同年の安倍首相の靖国神社参拝2週間前に参拝を見送るよう勧告したのも彼だった。彼は「朴槿恵(パク・クネ)大統領・安倍首相とも個人的親交の中で私を信じたため壊れた夫婦関係を復元させる離婚カウンセラーをした」(2016年『アトランティック』インタビュー)とも話した。北朝鮮の核に最も確固とした抑制手段である韓米同盟に向けても日本とはうまくやって行くのが知恵だ。精密部品・素材と先端産業供給網の韓日共助も安全保障ほどに価値が高くなっている。
核心は強制徴用賠償の解決策だ。韓国の支援財団が先に第三者弁済をし、関連日本企業にも賠償基金に出資させようというのが韓国政府案の骨格。何より被害者側の説得と同意に韓国政府が最善の真正性を見せなくてはならない。謝罪性基金出資には否定的な日本の自民党に対する政務的対話チャンネルも稼動しなければならない。韓国が先に焦る必要はない。いまは韓日両国が互いに何を助けられるのか、長くて大きく見なければならない時間だ。四方が未曾有の脅威だ。怨恨・理念、国内政治的得失より未来に向かった「必要」が同盟の最優先基準だ。両国ともその残りには選択肢を少し広げよう。
チェ・フン主筆
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韓国人の書く記事、特にコラムは比喩の意味がよくわからないです。冒頭からチンパンジーが出てきましたが、猿の中にもゴリラや類人猿ボノボならもっと記載の内容が異なると思います。
自分の意図を記載するのにまるで関係のないものから無理矢理共通事項を表現するこの独特な文章構成方法はやめてもらいたいものです。
「必然性」の事柄について説得をこめて記載するのではなく、「偶然な」出来事と感じてしまうのです。このような自己満足的な小説めいた記事を記載するこの韓国人記者が結局言いたいことが曖昧です。
最終的な目的は、日本と関係改善して「用日」が安定的にできることで、韓国の将来の発展を担保させたいということに尽きるのでしょう。
徴用工問題による日韓関係の悪化は韓国が仕掛けたことに対して、日本が一定の譲歩を踏んでたにも関わらず、韓国のあてがはずれ日本は全面対決を行う選択をしたことに慌てふためいているという構図です。
日韓関係の悪化に合わせるようにより、目に見えて韓国の経済状況は瀕死の状況に低下してきており、その背景を考察すると、あれもこれも日本が関わっていることを韓国の各界が理解してきています。文左派政権下では竹槍歌や親日に係る「積弊清算」が叫ばれる中で親日にかかる行動が韓国を牛耳っている左派により必要以上に糾弾される状況で、日本との協力を推し進めたいという言葉を口にすることはタブーでした。尹政権になり振り子の針は大きく動き、対日協力(実際は「用日」ですが)を口にできる状況にはなっています。
日韓の歴史で「日韓の協力」というのは言葉通りではなく、日本が韓国に一方的に支援してきているのが日韓協力であって、韓国が日本に支援する構図は皆無だということです。
日韓経済の構図は日本が製造する高品質の材料や部品を日本の資金で建設した韓国の工場で組み立て第三国に日本の信用保証のもと販売するというのが「基本モデル」になっています。
日本側は原材料を高価格で韓国に販売し、日本の銀行は工場建設の利子や信用保証にかかる手数料で膨大な利益をあげています。
一方、韓国側は第三国に販売することで一定の利益をあげるちともに、日本の材料を利用することでブランド価値が上がり、欠品が最小限にとどめられるメリットがあります。
こういうモデルの中、韓国は「win-win」の構造と考えていますが、日本側としては製品製造の全てをお膳立てして、韓国は単なる組立工場として成立しているだけで、韓国の換えはいくらでも効くと考えています。
このモデルにおいて日本のメリットはリスク回避ができているのは確かです。在庫をかかえるのも製品を製造している韓国ですし、果敢に市場開拓を行っているのも韓国ですから日本も韓国を利用するメリットはあります。
ただ、日本としては「日本の存在がない韓国は成立しない」が「韓国がなくても日本は存続できる」という自負心はあり、韓国が日本を欲することをよく理解しています。
韓国が自負心があるとすれば、たとえ組立工場だっても「最終生産品」を韓国のブランド名で販売できていることです。サムソンのスマートフォンも部品の核心部分は日本製ですが、製品にした際、目にするのは韓国ブランドで日本の姿が見えることはありません。
そのことから、韓国は「日本に勝った」といい、日本部品を買ってやっており、自分たちが日本を儲けさせてやっているんだという意識にあるわけです。これは「企業経営家の意識」、「企業内職員の意識」、「韓国国民」の意識で異なります。
日本技術あるいは日本への尊敬度は 「企業経営家の意識」>「企業内職員の意識」>>「韓国国民」
となります。韓国人全体で考えると
「企業経営家意識」>「韓国通産部門の官僚意識」>「日本好き韓国民の意識」>「尹政権関係者意識」>「韓国外務官僚意識」>「企業内職員意識」>「文を始めとする韓国左派政権関係者意識」>「韓国左派議員意識」>「日本嫌い韓国民意識」
あくまでもこの構図は私の主観であり、定量的な結果ではないです。
日本への「用日」意識についても、「日本必要論(積極的日本利用)」を考える人間と「韓国向上補完論(韓国主導で資金や技術が不足しているものを確保し、韓国がうまくいけば日本を必要としない)を考える二種類があると思われます。
日本が非難している「韓国『用日』論者」は後者の方で、その昔、本田宗一郎氏がバイク技術を韓国に提供し、技術を確保したら、それまで、「モミ手ですり寄っていた」のが「日本からもう学ぶことはないと後足で泥をかける」対応に変わり、その後韓国を信じないと口にしたようなもので、『盗人・韓国人』を意識させる典型的姿です。
「用日」を平然と口にする韓国人のうち、これらのことに対し日本人が「用日」という言葉を使用すること自体、大変に苦々しく思っているのか理解できている人がどれだけいるでしょうか。
これらのことを無視していたり、無粋な韓国人に対し日本人は「絶対に協力などするものか」と思っています。
少なくとも僕はそのように思っており、僕に関わることでは絶対に韓国に協力するつもりはありません。
最近になり、韓国が日本にすり寄る記事が増加しています。幼少からの「日本に対する優越への教育」から韓国人の本意は尊敬を含めたものではなく、韓国には客観的な歴史認識がなく、マスコミも含めた虚像の歴史を教え込まれ、反日と侮日意識を根源とした対日感情になっています。根拠のない優越意識を有しているにも関わらず日本からはまるで無視されていることにしていることに傷付けられていることから、能力や民度よりはるかに高いプライドが実際にはほとんど全ての面で自国より上回っている日本に対して認めようとする気持ちと反発する気持ちが共存しているように思います。
ところで、今年5月に広島で開催されるG7サミットのオブザーバー参加にインド、オーストラリアの名前はあがっていますが、韓国の名前は出てきていません。
韓国側から、しきりにG7への参加の打診があったようですが、徴用工問題の解決の方向性も見いだせない中で、日本が韓国を不参加にする対応は評価できます。
今日もいつもの一言ですが、韓国人はカプサイシンの摂取しすぎで、自己抑制できず、「NO JAPAN」をはじめ、すぐに感情的な行動をします。
無駄な怒りに無駄な自慢を主張し、まるで自己抑制できず自己陶酔にふけります。自分たちが洗脳されているあるいは踊らされていることを全く認識できません。やはり「韓国人は愚か」ですね。