
午前中、事務所に仕事に出て、昼過ぎ新橋まで歩きました。新橋ビル1階の有名な洋食屋で昼食のオムライスをとりました。この量と質で700円は安いです。いつも行列ができています。
その後銀座線に乗って渋谷に向かいます。
長いマーラーdayが続きます。
その後銀座線に乗って渋谷に向かいます。
長いマーラーdayが続きます。
11月12日(土)15時開演 NHKホール
第1712回定期公演Cプログラム
マーラー/交響曲 第10番 から「アダージョ」
マーラー/交響曲「大地の歌」*
アルト:クラウディア・マーンケ*
テノール:ジョン・トレレーベン*
指揮:ワシーリ・シナイスキー
演奏:NHK交響楽団
第1712回定期公演Cプログラム
マーラー/交響曲 第10番 から「アダージョ」
マーラー/交響曲「大地の歌」*
アルト:クラウディア・マーンケ*
テノール:ジョン・トレレーベン*
指揮:ワシーリ・シナイスキー
演奏:NHK交響楽団
ほんと、いつも思うのですがNHKホールだけはどうしてこんなにおじいさんが多いのでしょうか。
オールドファンといえば、それまでですが、10月に演奏されたプレヴィンみたいな人でいっぱいです。
なんというか、将来の日本の姿はこんな感じなのでしょうか。
3階には若い人たちがいるのですが、1~2階はもう本当にすごいです。
トイレも昔ながらのポマードと加齢臭でいっぱいです。NHKホールのトイレに並ぶのはいつも嫌いです。
オールドファンといえば、それまでですが、10月に演奏されたプレヴィンみたいな人でいっぱいです。
なんというか、将来の日本の姿はこんな感じなのでしょうか。
3階には若い人たちがいるのですが、1~2階はもう本当にすごいです。
トイレも昔ながらのポマードと加齢臭でいっぱいです。NHKホールのトイレに並ぶのはいつも嫌いです。
新橋で昼食をとって、ホル内のトイレで歯を磨いていたら多くの爺に奇異な顔をされます。入れ歯している人たちには歯磨きは関係ないのでしょうけどね。
とにか食後歯を磨いていない状態が気持ち悪くてしょうがないんだからほっといてもらえないでしょうかね。
とにか食後歯を磨いていない状態が気持ち悪くてしょうがないんだからほっといてもらえないでしょうかね。
演奏ですが、指揮者はイルジー・コウトからそれぞれA~Cプロすべて変更になっています。
N響はすごいですね。変更してもこのレベルの指揮者を連れて来れるんですから。他はネーメ・ヤルヴィと準メルクルです。
N響はすごいですね。変更してもこのレベルの指揮者を連れて来れるんですから。他はネーメ・ヤルヴィと準メルクルです。
1曲目はマーラーの交響曲第10番です。切ない曲です。クック版がありますが、どうころんでもマーラーの曲ではないです。今回はそんなことはどうでもいいことですが、曲冒頭は小さめの音出しでした。プログラムには22分の演奏でしたが、実際は29分ぐらいかかっていました。ただ、冒頭は感情移入もなくサクサクした演奏で、随分シンプルな感じです。
実はロシアの指揮者ってどの人もマーラー演奏が早いです。マーラー指揮者といえばコンドラシンですが、彼も非常に短いですし、ゲルギエフも彼の演奏らしくなくマーラーはあっさりしています。
シナイスキーもそうかと思っていたら、後半になるにしたがい、音がゆったり動き出します。曲の中の色付けが変化に富んでいました。ボリショイの音楽監督あり、こういう演出はお手の物かもしれません。
音楽的には、まだマーラー演奏を積極的にはやってないらしく、音の矛盾を強調するよりも、できるだけ美しく響くことに心がけていたみたいです。
僕がN響で聴いたマーラーの10番は2006年の定期でローター・ツァグロゼクが指揮したものがあり、この演奏はマーラーの意図する表現がよく出ていました。
音楽的には、まだマーラー演奏を積極的にはやってないらしく、音の矛盾を強調するよりも、できるだけ美しく響くことに心がけていたみたいです。
僕がN響で聴いたマーラーの10番は2006年の定期でローター・ツァグロゼクが指揮したものがあり、この演奏はマーラーの意図する表現がよく出ていました。
■ひさしぶりのN響定期-「ん~、巣鴨に来たのかなあー」NHK交響楽団第1584回定期12月8日公演■
http://blogs.yahoo.co.jp/takashidoing0826/42817018.html
http://blogs.yahoo.co.jp/takashidoing0826/42817018.html
それと比較すると、音があまりに整いすぎていた感があります。この10番ではマーラーがシェーンベルクやベルクといった後進たちから学んだものがかなり出ているはずでしたが、不協和音部分も、不協和音が消されている状況でした。ちょっとどうかなという演奏でした。
そして2曲目の「大地の歌」です。
来年は3月にインバルで聴けますし、来シーズンスダーンによる東京交響楽団の定期でも聴くことにしています。
こちらの演奏はしっとりとして、美しい音楽でした。歌手選定も良かったです。歌に癖がなく、スムーズな歌でした。秀逸だったのはマーンケによる「第4曲(楽章)美について」と「第6曲(楽章)別れ」です。ゆったりと歌い、表現が過度にならず、人の心情を歌いあげていました。
このアルト歌手が「ばらの騎士」のオクタヴィアンを歌えばいいだろうなと思っていたら、しっかりプログラムに歌っていたことが記載されていました。
来年は3月にインバルで聴けますし、来シーズンスダーンによる東京交響楽団の定期でも聴くことにしています。
こちらの演奏はしっとりとして、美しい音楽でした。歌手選定も良かったです。歌に癖がなく、スムーズな歌でした。秀逸だったのはマーンケによる「第4曲(楽章)美について」と「第6曲(楽章)別れ」です。ゆったりと歌い、表現が過度にならず、人の心情を歌いあげていました。
このアルト歌手が「ばらの騎士」のオクタヴィアンを歌えばいいだろうなと思っていたら、しっかりプログラムに歌っていたことが記載されていました。
非常に上品で説得力のあるものでした。
トレレーベンも歌に力がありました。テノールとしてもっと自分の力を出し切りたいと思っているかもしれませんが、その部分は少し抑えて感情豊かな音でした。
オーケストラも上手でしたね。どうしたんでしょうか。このところのN響は以前のようなムラがなくなり、ゆったりとした音出しが素晴らしいです。
こういう音が聴けることは幸いです。
派手な演奏ではなかったですが良い音楽でした。
シナイスキーも10番よりはこの「大地の歌」の方があっていました。今回はピンチヒッターでしたから、10番の読み込みよりもこちらの仕込みに時間をかけていたのかもしれませんね。
次回は26日のAプロ・マーラーの4番を聴きにきます。最近はN響の演奏を聴くことが多くなりました。チケットは高いですが、最近の安定的な演奏はこのオーケストラですね。
この日、サントリーホールでも面白い演奏をしていたのですが、こちらを選びました。
こういう音が聴けることは幸いです。
派手な演奏ではなかったですが良い音楽でした。
シナイスキーも10番よりはこの「大地の歌」の方があっていました。今回はピンチヒッターでしたから、10番の読み込みよりもこちらの仕込みに時間をかけていたのかもしれませんね。
次回は26日のAプロ・マーラーの4番を聴きにきます。最近はN響の演奏を聴くことが多くなりました。チケットは高いですが、最近の安定的な演奏はこのオーケストラですね。
この日、サントリーホールでも面白い演奏をしていたのですが、こちらを選びました。
さて、この後東京交響楽団の演奏会が18時からあるのでNHKホールを後にして急いで出ました。
予定は京王線17時7分発の急行列車です・・・
予定は京王線17時7分発の急行列車です・・・