「AI牧師」と「AIブッダ」

 

日本経済新聞 6/18 記事(朝刊)

 

牧師もブッダもAI

「生成された神」に祈れるか

 

挑発的な言葉だ。

 

記事による「AI牧師」の記述:

「信仰を保つために定期的に祈り、聖書を読み教会に通う必要があります」。ドイツ南部バイエルン州の聖ポール教会。約300人の聴衆に向け、スクリーンに映しだされた若い男性牧師は厳かに語りかけた。彼は人間ではない。聖書を学び、自然な言葉で説教する人工知能(AI)だ。信者からは「悪魔崇拝者の所業だ」との批判があがった一方、若い世代からは「神の存在を感じた」と好意的な声もあった。(引用終わり)

 

日本経済新聞 6/18 記事(朝刊)

 

ウィーン大学の研究者が約1年かけて作り上げた「AI牧師」だそうだ。

 

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仏教×AIで悩みを相談する「ブッダボット」、その狙いを追った ...

画像 日経BP

 

同じく日本経済新聞 6/18 記事(朝刊)による「AIブッダ」の紹介

 

「今この瞬間に集中することで不安は克服できる」。パソコン画面のブッダ像に将来への不安を吐露したら、こんな答えが返ってきた。古代インドの仏典を機械学習し、ChatGPTを介した現代風の言葉で質問者に答える「ブッダボット」だ。

 

8万点超ある膨大な原始仏典の学習をいまも続けている。「ブッダなら確実にこう言うだろうというレベルに近づく道は見えてきた」開発した京都大学教授は精度に自信を見せる。(引用終わり)

 

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今は昔、お盆の時期に超多忙なお坊さんが、自らカセットテープにお経(読経)を吹き込み、とりあえずこれを回してくださいとお詫びしながら檀家さんへ渡した・・・

 

先ほどネットで見ると、Amazonでも楽天でも、品揃え豊富にお経のCD、カセットテープを販売していました。今はそれなりに定着しているのでしょう。

 

 

僕はお坊さんの吹き込んだお経CD、カセットテープは普通に受け入れられます。

 

でも、AIの牧師さん、AIのブッダさんはちょっと・・・

 

精神を、心を、機械に渡してしまうようで抵抗感があります。AIに自分を委ねることは怖いのです。

 

 

僕は2023年7/8のブログで、日経新聞の記事「人間超えるAI」と手塚治虫の「火の鳥」について書いていました。AIに任せることは・・・やはり怖いです。

 

よろしければチラッと見てください。懐かしい火の鳥の画像もあります。

 

お読みいただきありがとうございました。