和田秀樹の老い方上手 後編

品よく、賢く、おもしろく魅力的な老人に!

 

 

ブログ前編です。Youtube 「和田秀樹チャンネル」について書いています。

 

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本の紹介です。

この本は、前ブログでも言及しましたが、Youtube「和田秀樹チャンネル」での発言から抜粋、構成されたものです。

 

第1章 精神科医は世の中の事件をこう見る

ジャニーズ事件、故 渡辺徹さん、マイナカード、人工知能・AIなどの社会的事件を和田秀樹先生らしい視点で解説されてます。

 

第2章以降は、医者と病気の付き合い方、老いの季節、自分の心との向き合い方を和田秀樹流にポジティブに解説。

 

では僕の記憶に残った、言葉、文章シェアしましょう。詳しくは書店、図書館で本を手に取ってご覧ください。

 

① 医者が出した薬を勝手にやめても問題ありません。薬を飲み忘れて具合が悪くなったという話しはほとんど聞いたことがありません。逆に認知症の方とかで1回飲んだのを忘れて、もう1回飲んじゃったとか多めに飲んで具合が悪くなった患者さんはいっぱい知っています。

 

② 認知症というのは、実はほとんどが脳の老化現象ですから、基本的にはだんだんおとなしくなって何もしなくなるという病気です。最近あまり出掛けなくなったり、着替えをしなくなったなと思っているうちに、認知症ではないかと気づく・・・。

 

③ 認知症の介護について大事な2つのこと

・とにかく機嫌をとること。

話しても言って聞かせても5分後には忘れる。

否定されると不機嫌になる。

なるべく上機嫌にさせておくこと。

機嫌のいいときの認知症の高齢者は、みんなニコニコしてとても可愛いおじいちゃんとおばあちゃんです。

 

・まだまだできることがあるじゃないかと前向きに考えること

料理、絵、お喋り、できることをなるべく減らさないこと。これがお年寄りが生きがいを感じて元気でいられる秘訣です。

 

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和田秀樹さんの意見・主張には、ネガティブな印象を持たれる方も少なくないと思います。医学的に見てどうか・・・と疑問視される場合もあるかと思います。僕もそう思う時もあります。

 

しかし、6,000人を超える高齢者を診てきた医師の経験談と読めば、それなりに心に響くものがあります。

 

最後までお読みいただき ありがとうございます。