暦の上では、5月序盤の立夏が過ぎ、6月は夏本番の仲夏といわれており、夏も中盤に差し掛かってる。月日の経つのは、本当に早い。

仕事を辞め、会議、出張、定例議会などの重要行事とは縁の無くなった自由人としては、時折、芥川龍之介の心境ではないが、ぼんやりした不安、寂しさを感じる時が多く、自分のこれまでの人生を見直すことも多い。

 

さて、そんな事はどうでも良い。

本日は、埼玉県本庄市児玉の間瀬湖に出掛けた。気の向いたときは、いつも此処に決めている。

当日は頗る天気が良いにもかかわらず、東屋桟橋には一人もいない。小生一人の貸し切り桟橋となった。舟は目視で11隻。

 

↓ご覧の通りの東屋桟橋

 

本日の竿は、楽美正 春風 口巻籐握り9尺をつなぐ。

この竿をつないで、いつも感じることだが、美しい竿、美しい握りに魅了される。

造りの美しさだけでなく、魚を掛けても、曲がりの美しさと釣味に魅了される。

↓綺麗な握り

 

仕掛けは普段通り、チョーチン両ダンゴ、餌はGD、凄麩、カルネバ又はがってん各1杯ずつ混ぜたやや固めのネバボソ、若しくはヤワネバを両方試しながら釣っていく。

少し練りこんだヤワネバは、カラツンが多く出現、本日はやや固めのボソに分があったようだ。9時半~正午までで10数枚、パッとしない釣果であるが、魚の活性もパッとしない、私としてはこんなものである。

 

↓本日の酒の肴は「にしん」、卵を抱えた焼き魚。

卵の数の子が美味しくて、度々注文して取り寄せる。

 

本日の酒器、日本酒

↓酒器は、備前の巨匠 森陶岳備前ぐい呑、面取りの箆成形。

 土の塊から刳り貫いて成形するため、手間がかかる。

日本酒は、定番の八海山、淡麗辛口ですっきりさわやか。

 

↓軽いぐい吞で、手取りが良い。お気に入りの一品。