●SEO対策が本来持つ意味とは一体何なのか? | webを活用した販売促進を福岡からサポート|webマーケティング実践ブログ

●SEO対策が本来持つ意味とは一体何なのか?

SEO対策とは検索エンジンから自社(店舗)を探してもらう為の施策の1つです。その手法や狙いは業種・業態・事業主によって様々です。もし貴方が「SEOがもたらすもの」を大きく履き違えていたとしたら、それは単に「検索上位にランクされる事による自己満足」でしかないといえるでしょう。

「SEO対策が本来持つ意味とは一体何なのか?」ここではSEOに対する解釈を改めて見直す必要性について解説致します。まずSEOを施す場合の代表的手法は次の2つです。

【1】内部対策
ある程度の知識や技術があれば、さほど費用を掛けずとも実行可能ですが、やはりSEOでそれなりの成果を上げるノウハウが無ければ実質的には難しいというのが正直な感想です。

【2】外部対策
検索してもらいたい「キーワード」にもよりますが、効果を出す為には「費用が掛かる」と言っておきましょう。費用というより「労力」が掛かる言ったほうが正しいかも知れません。

SEOに関しては企業においても店舗経営においても同様の事がいえますが、ここからは分かりやすく店舗運営者様に向けた視点で解説を致しましょう。よく「店舗の名称」で検索されているとお考えの方が多数おられるのですが、では「誰が?」「一体何の目的で?」そのキーワードを用いて検索をするのかを、十分に考察する事が重要なのです。

「店舗の名称」で検索されるケース
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「リピーター」⇒何故なら過去に来店した事があるから店舗名を知っている。だから店舗の名称
で検索する。
「広告掲載」⇒何故なら雑誌やWebの広告で店舗名を知っている。だから店舗の名称で検索する。
「クチコミ」⇒何故ならクチコミで人気度の高い店舗だと知っている。だから店舗の名称で検索する

例えばこのように「業態+店舗名」などで検索される方をイメージした場合、店舗の商品・サービスが既に認知されている割合が高いといえる為、Webサイトを利用したPRアクションが予測されます。雑誌やWebにおいての広告展開等、非常に有効な手段であるといえるでしょう。なお名称をキーワードとしたSEO対策は、外部に依頼する程難しい事ではありません。簡単に出来る技術的対策として、HTMLファイルのtitle要素には必ず「店舗名」を記述しておきましょう。

「商品・サービスの特徴や地域」で検索されるケース
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「検索エンジン経由の新規ユーザー」⇒まだ認知のない店舗を条件から探す。だから「地域+特徴+業態」で検索する。「地域+特徴+業態」といった風に、商品や地域を限定して検索をしているユーザーの「検索意図」を意識した考察は、広域からの新規ユーザー獲得には必須といえます。ただし「特徴」に関しては、その特徴に独自性がなければ効果は高くないでしょう。

「わざわざ検索をして探す」という人間心理を考えてみるとよく分かります。特徴のあるキーワードを考察するにあたって、例えば『レストラン』をひとつの検索例として挙げてみても『海が見える+レストラン』『記念日コースがある+レストラン』といった具合に、鮮明に検索ユーザーの心理を先回りしたイメージ構想が出来れば、考察として適切であるといえるでしょう

このようなキーワード選定は実際の店舗の特徴をしっかりと踏まえ、自身の店舗が差別化されやすいイメージを考える事が最も適切なのです。但しこれは自身の店舗の"ウリ"を分かりやすく説明出来ることが重要で、一歩間違えれば「自己満足対策」になり兼ねない為、注意が必要です。ポイントは検索ユーザーの方が、貴方の店舗を「自分が探したい情報を満たしてくれる存在」と感じる事が重要です

『海が見えるレストラン』を探している人にとっては、海が見えないレストランは不要です。またレストランよりも『海が見える』事を重要視したユーザーであれば、海が見えければそれもまた意味がありません。レストランでなくても、海がきれいに見える店舗が別にあれば、その店舗が優先される場合も多いでしょう。

そしてこれらをホームページコンテンツとの連動という観点で考えた場合、施策の一例として『海がどのように見えるのか』を写真や動画を用いて分かりやすく表現する事で、その検索ユーザーにとって「貴方のお店でなければならない理由」を作り出すことができます。つまり、ただ無為無策に検索上位表記を目指すのではなく、この様にユーザーの「購買心理」を意識した上で効果的なキーワードへの施策を行う戦略的なSEOこそが最終的にコンバーションへ直結するのです。