宇都宮芳賀ライトレール線に乗ってきました | 模工少年の心

宇都宮ライトレール、路線名としては宇都宮芳賀ライトレール線と言うのですね。

2023年8月26日に運行を始め、日本国内の路面電車路線としては万葉線(富山県)以来75年ぶりの新規開業となったことは、もう多くの方に言い尽くされています。


なかなか現地に行けずにいたのですが、ようやく10月28日に行くことができました。

 

今回は、宇都宮駅前のマンションにお住まいの、かつてお世話になった知人宅を訪問する目的と兼ねて、ライトレールへの全線往復乗車、その後鬼怒川温泉に移動して1泊して帰るという行程を組み、細かな時間は成り行きで…というのんびり・アバウトな旅行となりました。

 

まず、現地に来てみて、東口の街としての印象が思った以上に良かったです。



整備されてばかりのニュータウンの新鮮で清潔なイメージは、やはり未来を感じさせますね。

 

地上14階建ての複合施設「ウツノミヤテラス」は、宇都宮駅東口の新しい顔となっています。

駅前の広場は、ビールフェスが開催され楽しく過ごす人達が。しかし、それほどの混雑もなく心地よい感じです。

ビルの中に入って、遅い昼食をとりました。やはり宇都宮餃子一択です。


 沿線風景は、平石駅を過ぎ専用軌道区間に入るあたりから田園が広がるようになり、伸びやかに流れる鬼怒川を橋梁で渡ります。



その後、終点の芳賀・高根沢工業団地に近づくにつれ、企業の事業所や工場が連なる街並みへと変わります。





人が住む街と産業都市との間に田園地帯がサンドイッチ状に挟まれていて、よくある終点に近づくとともに鄙びていくのとは異なる土地利用の状況がもの珍しく感じられました。

 

当日は宇都宮近郊だけが激しい雨に見舞われたそうですが、普段の行いがいいのか?午後にさっと雨も止み傘要らず回れました。

 

開業から2ヶ月近く経つというのに、記念乗車や沿線でカメラを片手に電車を撮ろうと待ち受ける人がたくさんいらして、将来の更なる発展も期待できそうです。