能登半島の旅に来ています | 模工少年の心

能登半島の旅に来ています。

 

急ビッチで進めていたカツミ製初代ED70形のリフレッシュ工作も一休みしています。

 

今回ED70形の走っていた北陸路を旅するのは意図してのことではありませんが、これもご縁か、来て良かったと思います。

 

阪急交通社の企画旅行「さいはて奥能登水平線の旅3日間」に参加しました。富山駅に到着後、観光バスで能登半島を2泊3日で一周し新高岡駅でまた北陸新幹線に乗車し東京駅に帰る旅です。

 

風光明媚な日本海、富山湾の海岸線に連なる観光スポットを訪ね、カニやフグなど海の幸に舌鼓を打つことができ、密度の濃いいわゆる「観光旅行」もいいものです。

 

2022年6月の大地震以降も能登では地震が続き、珠洲市を中心に大きな被害に遭われましたが、住民の方々は粘り強く再建に当たられ、生活されています。


また、過疎化が進み、若者が減り、限界集落の出現も心配です。

鉄道の廃止もありました。


旧国鉄時代の名称で言わせてもらうと…

明暗穴水駅から輪島、蛸島への鉄路が剥がされては、到底公共交通機関で密度の濃い観光旅行をすることはできません。

 

廃線となったのは、つぎの2路線です。

 

能登線

穴水〜蛸島 61.0km

30駅 2005年4月

 

七尾線

穴水〜輪島 20.4km

3駅 2001年4月

 

今回の旅の一部と能登半島の鉄道の明暗とを簡単にご紹介させていただきます。


 1日目。

まずは、北陸新幹線の開業で活気付く富山駅、そして富山市電です。

 

なにしろ、駅と直結した市電の乗り場の利便性の良さが秀逸です。JR駅の改札を出ると目の前に電停が!

観光バスへと乗り込む間際にパチリと1枚。

バスの車窓から。

新湊大橋と富山新港。 

富山地方鉄道の射水線、加越野鉄道の万葉線と、建設・譲渡・廃止・復活と鉄道ファンとしては興味深いところですが、今回は車窓から見ただけで通過。新湊きっとき市場で昼食。氷見うどんセットを食す。

万葉線庄川鉄橋。

雨晴海岸にて。こちらもバスの車窓から。七尾行キハ47形2連が行き過ぎて行きました。

バスがもう少しだけ早く到着していたら、このアングルで撮ったかな?

前田家の菩提寺、妙成寺。手水の水音が涼しさを感じさせる。

二日目。

輪島の朝市。海産物が中心、輪島塗りの漆器類などは店内で。年配の女性が支えていらっしゃいます。それにしても暑かった。

聖域の岬、珠洲岬。能登の海はどこでみても美しい。洞窟を通り、「青の洞窟」がある。

奥能登国際芸術祭常設作品「何か他にできる」能登線の廃線跡に制作された立体作品

廃線跡にポツンと置かれたNT100形。今も動いていてそう。

廃止になった珠洲駅。「道の駅すずなり」になっていました。鉄道が通っていたことを今に伝える。。

見附島、別名軍艦島。ここの景色も素晴らしい

(二日目はここまで)