通勤電車の新型コロナウィルス対策 第3弾 | 模工少年の心

  東京都では、東京アラートが解除され、ステップ3に移行、ウィズコロナの新たなステージに入ったということです。

 通勤電車の車内の混雑もコロナ前に、戻りつつあります。

 街中のお店は、どのような生業のお店でも、フィジカルディスタンスがとれるように間隔をとったり、透明パーテーションやカウンターシールドで区切ったりして、精一杯ウィズコロナ時代に対応しようと努めています。

 それに比して、通勤電車の新型コロナウィルス対策については、緊急事態宣言から2ケ月以上経った今も、車内の窓開けぐらいしか見えてきません。

 

 今日、通勤電車に乗ったところ、マスクを付けて来るのをうっかり忘れたのか、30代ぐらいの女性が、ハンカチで口元を押さえて申し訳なさそうに乗車されていました。

 その様子を見ていて、すぐやれることは今すぐやるべきだと、思いました。

☆考えられる方策

①マスクを持っていない人のために、切符の自動販売機付近にマスクの自動販売機を設置する。

②ホームに、手指用のアルコール消毒装置を設置する。(つり革に手を添えられるようにするため)

③雨天でも、小雨なら窓開けができるよう、車両の窓に、雨除けバイザーを装着する。(自動車用のスモークブルー等のプラ製バイザーのようなもの)

②、③については、実現までに課題があると思います。考えられる課題は、つぎのようなものです。

②については、アルコール消毒液は、お店の入り口等で通常使用しているボトル入りのものを置いておく程度では、十分な供給量を確保できない。タンクを設置し、そこから引っ張ってくるような大掛かりな工事を伴うかもしれないこと。

③については、車両限界に抵触すること。

自動車用のドアバイザー

 また、前にもブログに書きましたが、電車のアコモデーション改善については、間隔をとれるよう座席数を減らす。

 更には、東急世田谷線の車両のように、1人用のクロスシート化するのが良いと思います。

 経済的な負担の問題もありますので、

国によるコロナ対策予算を組むか、受益者負担にするか、とにかく、まずは有識者会議等で本格的検討を始めるべきだと思います。

 感染症対策として、更には乗客が互いに気持ち良く車内で過ごせるように。

 

 

東急世田谷線の車両(300系)は、2両編成でそれぞれの車両が運転席側が前向きの一人掛けクロスシートになっています。