『サラリーマン再起動マニュアル』(31) 新・大前研一名言集(178) | 藤巻隆(ふじまき・たかし)オフィシャルブログ

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『サラリーマン再起動マニュアル』(31)


大前研一さんは、私にとってメンターでもあり、
グールー(思想的指導者)の存在でもあります。


大前さんの著作を読んでいつも感じるのは、
物事の本質を捉えるずば抜けた能力です。


凡人である私は大前さんの足元にも及びませんが、
不断の努力を怠らず、一歩でも彼に近づきたい、
と思っています。




サラリーマン再起動マニュアル
2008年10月4日 初版第1刷発行 小学館
ISBN978-4-09-379454-1





 

目次
 [イントロダクション]志のあるサラリーマンは、
            きつい仕事を厭わない

 第1章[現状認識]なぜ今「再起動」が必要か?

 第2章[基礎編]「再起動」のための準備運動

 第3章[実践編]「中年総合力」を身につける

 第4章[事業分析編]“新大陸エクセレントカンパニー”の条件

 第5章[メディア編]「ウェブ2.0」時代のシー・チェンジ

 [エピローグ]新大陸の“メシの種”はここにある




第3章[実践編]「中年総合力」を身につける



 「上にモノをいう」「付和雷同しない」というのは、

 企業の中で非常に重要な能力である。

 みんなと同じ事をいわないで、

 上司に「ちょっと待ってください。それはおかしいん

 じゃないですか?」と苦言を呈することのできる人、

 直言できる人がいないと会社はおかしくなってしまうのだ。

 36年間にわたって経営コンサルタントをやってきた私に

 いわせれば、ふだんからそういう心構えのある人でないと、

 中年以降は絶対に活躍できない。

 言い換えれば、その能力こそが先ほど述べた「中年総合力」

 の一つなのである。


                      (今日の名言 31  478)




「上にモノをいう」あるいは「付和雷同しない」という
態度は、自信がないとできないことです。


上司に「何を偉そうなことを言うんだ」と一喝されたり、
邪魔者扱いされ左遷させられる可能性もあるからです。


こうしたことを発言したり、行動できるためには、
上司や会社組織が積極的に認める、という社風がないと
難しいかもしれません。


上司のリーダーシップについて、とても参考になる本が
ありますので、ご紹介します。


『仕事のやり方間違えてます』(宮田秀明 祥伝社
平成16年5月10日 初版第1刷発行 ISBN4-396-61211-7)


この本の中で、著者は次のように述べています。
<「リーダーシップとは、チームの力を最高出力に
する能力のことである」
これが、私のリーダーシップの定義です。
(中略)
メンバー全員の能力を100パーセント、
できれば150パーセント発揮させるようにするのが
リーダーの役目です。>


この本はとても有益な本です。
ただ、古い本なのでなかなか見つからないかも
しれません。





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