『サラリーマン再起動マニュアル』(28) 新・大前研一名言集(175) | 藤巻隆(ふじまき・たかし)オフィシャルブログ

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『サラリーマン再起動マニュアル』(28)


大前研一さんは、私にとってメンターでもあり、
グールー(思想的指導者)の存在でもあります。


大前さんの著作を読んでいつも感じるのは、
物事の本質を捉えるずば抜けた能力です。


凡人である私は大前さんの足元にも及びませんが、
不断の努力を怠らず、一歩でも彼に近づきたい、
と思っています。




サラリーマン再起動マニュアル
2008年10月4日 初版第1刷発行 小学館
ISBN978-4-09-379454-1






 

目次
 [イントロダクション]志のあるサラリーマンは、
            きつい仕事を厭わない

 第1章[現状認識]なぜ今「再起動」が必要か?

 第2章[基礎編]「再起動」のための準備運動

 第3章[実践編]「中年総合力」を身につける

 第4章[事業分析編]“新大陸エクセレントカンパニー”の条件

 第5章[メディア編]「ウェブ2.0」時代のシー・チェンジ

 [エピローグ]新大陸の“メシの種”はここにある





第3章[実践編]「中年総合力」を身につける


 今でこそ私は中国問題の専門家として扱われているが、

 10年前までは素人同然だった。

 しかし2000年に深センで工場を見て、

 これは従来の中国とは違うぞ、

 この変化には腰を据えて研究しないとついていけないぞ、

 と感じ、2年ぐらい中国に通い詰めて、

 自分なりに一所懸命インプットして考えた。

 その結果、今では前述したような私の中国関連書

 (『チャイナインパクト』(講談社)『中国シフト』

 (小学館)『中華連邦』(PHP研究所) 註:藤巻)

 が現地でも翻訳され、中国の経営者やビジネスマンの

 間でもよく読まれるようになっている。

 なぜ、そういうことができたのか? 

 それはアンテナを全方位に張っていて、

 自分の頭の中に集めた情報の「整理棚」ができている

 からだ。

 いつか何かの役に立つかもしれない、ワインでいえば

 熟成して飲み頃の年代になるかもしれない、

 ということでそこに“貯蔵”してあるのだ。

 それはあなたがコンサルタントをしているからで

 自分には関係がない、とは思わないでほしい。

 たとえば、世界的な経営者やビジネスマンも、

 実にたくさんの情報量をインプットしているのだ。


                      (今日の名言 28  475)




インプットがなければアウトプットはない。
あるいは無から有は生じない、と言い換えられるでしょう。
インプットの質も重要です。


GIGO(ギーゴ、あるいはガイゴ)という言葉があります。
コンピューター用語で、Garbage In, Garbage Out.です。
ゴミを入れたらゴミが出る。


ですが、絶対量は必要不可欠です。


インプットとアウトプットの関係は、次の式で示すことが
できます。


すなわち、インプット>アウトプット


アウトプットよりもインプットのほうが多いということです。
少しのインプットでアウトプットを出そうとすると、
必ず綻びが見えてきます。


もちろん、インプットしているだけでアウトプットしなければ、
宝の持ち腐れです。


私がブログを書いているのは、インプットし理解したことを
再整理し、他の人が理解できるような表現を用いてアウトプ
ットすることで、自分自身の理解を深めるためでもあります。


頭の中ではよく理解していると思っていても、他の人が
よく理解できるように説明できなければ、自分は本当に理解
していることにはならない、と考えているからです。





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