『サラリーマン再起動マニュアル』(22) 新・大前研一名言集(169) | 藤巻隆(ふじまき・たかし)オフィシャルブログ

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『サラリーマン再起動マニュアル』(22)


大前研一さんは、私にとってメンターでもあり、
グールー(思想的指導者)の存在でもあります。


大前さんの著作を読んでいつも感じるのは、
物事の本質を捉えるずば抜けた能力です。


凡人である私は大前さんの足元にも及びませんが、
不断の努力を怠らず、一歩でも彼に近づきたい、
と思っています。



サラリーマン再起動マニュアル
2008年10月4日 初版第1刷発行 小学館
ISBN978-4-09-379454-1

 

目次
 [イントロダクション]志のあるサラリーマンは、
            きつい仕事を厭わない

 第1章[現状認識]なぜ今「再起動」が必要か?

 第2章[基礎編]「再起動」のための準備運動

 第3章[実践編]「中年総合力」を身につける

 第4章[事業分析編]“新大陸エクセレントカンパニー”の条件

 第5章[メディア編]「ウェブ2.0」時代のシー・チェンジ

 [エピローグ]新大陸の“メシの種”はここにある




第3章[実践編]「中年総合力」を身につける



 プロジェクトは、対極的な発想をする人たちが

仲良くやっていった時に最も成功するものだ。

つまり論理思考の強い人とエモーショナル型の人、

発想型の人と数字の分析に強い人、というように

全く違うタイプの人間を組み合わせることが一番

大切なのである。俗説の血液型でいえば、

論理思考のA型と自由な発想のB型を組み合わせる、

という要領だ。



                      (今日の名言 22  469)




プロジェクトに関しては、大前氏はこのようにも述べています。

<プロジェクトは、立ちふさがっている問題が
明確に存在し、それを解決して答えを出すために
やるもの、社内の既存組織ではなかなかできない
ことをやるためのものだ。

その場合は従来路線から発想が飛ばなければ
絶対にブレークスルーできないので、同類項や
既存の人間だけを集めてもダメなのだ>



組織だけではなく、個人でも馬の合う人とだけで
集まる傾向があります。
そうなると「仲良しクラブ」と化し、問題が
発生しても同病相憐れむ、という状況を形成し、
問題を放置してしまうことになります。


そうならないためには、異質な人と意識的に
関わりを持つことは大切なことです。


FacebookやTwitterなどを通じて、オフライン・
ミーティングで実際に会い、話し合ってみることも
必要なことです。






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