大前研一さんは、私にとってメンターでもあり、
グールー(思想的指導者)の存在でもあります。
大前さんの著作を読んでいつも感じるのは、
物事の本質を捉えるずば抜けた能力です。
凡人である私は大前さんの足元にも及びませんが、
不断の努力を怠らず、一歩でも彼に近づきたい、
と思っています。
サラリーマン再起動マニュアル
2008年10月4日 初版第1刷発行 小学館
ISBN978-4-09-379454-1
目次
[イントロダクション]志のあるサラリーマンは、
きつい仕事を厭わない
第1章[現状認識]なぜ今「再起動」が必要か?
第2章[基礎編]「再起動」のための準備運動
第3章[実践編]「中年総合力」を身につける
第4章[事業分析編]“新大陸エクセレントカンパニー”の条件
第5章[メディア編]「ウェブ2.0」時代のシー・チェンジ
[エピローグ]新大陸の“メシの種”はここにある
第3章[実践編]「中年総合力」を身につける
プロジェクトは、対極的な発想をする人たちが
仲良くやっていった時に最も成功するものだ。
つまり論理思考の強い人とエモーショナル型の人、
発想型の人と数字の分析に強い人、というように
全く違うタイプの人間を組み合わせることが一番
大切なのである。俗説の血液型でいえば、
論理思考のA型と自由な発想のB型を組み合わせる、
という要領だ。
(今日の名言 22 469)
プロジェクトに関しては、大前氏はこのようにも述べています。
<プロジェクトは、立ちふさがっている問題が
明確に存在し、それを解決して答えを出すために
やるもの、社内の既存組織ではなかなかできない
ことをやるためのものだ。
その場合は従来路線から発想が飛ばなければ
絶対にブレークスルーできないので、同類項や
既存の人間だけを集めてもダメなのだ>
組織だけではなく、個人でも馬の合う人とだけで
集まる傾向があります。
そうなると「仲良しクラブ」と化し、問題が
発生しても同病相憐れむ、という状況を形成し、
問題を放置してしまうことになります。
そうならないためには、異質な人と意識的に
関わりを持つことは大切なことです。
FacebookやTwitterなどを通じて、オフライン・
ミーティングで実際に会い、話し合ってみることも
必要なことです。
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