『サラリーマン再起動マニュアル』(10) 新・大前研一名言集(157) | 藤巻隆(ふじまき・たかし)オフィシャルブログ

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『サラリーマン再起動マニュアル』(10)


大前研一さんは、私にとってメンターでもあり、
グールー(思想的指導者)の存在でもあります。


大前さんの著作を読んでいつも感じるのは、
物事の本質を捉えるずば抜けた能力です。


凡人である私は大前さんの足元にも及びませんが、
不断の努力を怠らず、一歩でも彼に近づきたい、
と思っています。



サラリーマン再起動マニュアル
2008年10月4日 初版第1刷発行 小学館
ISBN978-4-09-379454-1



 

目次
 [イントロダクション]志のあるサラリーマンは、
          きつい仕事を厭わない

 第1章[現状認識]なぜ今「再起動」が必要か?

 第2章[基礎編]「再起動」のための準備運動

 第3章[実践編]「中年総合力」を身につける

 第4章[事業分析編]“新大陸エクセレントカンパニー”の条件

 第5章[メディア編]「ウェブ2.0」時代のシー・チェンジ

 [エピローグ]新大陸の“メシの種”はここにある



第2章[基礎編]「再起動」のための準備運動




 朝は、自分の人生の構成を変える時に

 重要な意味がある。

 私にとっては、朝5時から9時までが

 非常に貴重な時間帯であり、仕事の

 すべてといっても過言ではない。

 寝る前に明日やるべきことを考えているので、

 朝目覚めた時にはそのためのコンディション

 が出来上がっている。

 だから起きるとすぐ仕事にとりかかることが

 できる。しかも、朝は頭がスッキリしているし、

 こちらからかける以外は電話などの邪魔も

 入らない。思考力的に一番調子のいい時間帯

 だから、細かい注意が必要な書類のチェック

 といった最も難しい仕事にはうってつけだ。

 私の場合、その日にやるべき仕事は、

 だいたい9時までに片づいてしまうので

 昼間は新しいことにチャレンジできる。
 


                      (今日の名言 10  457)




プロフェッショナルは総じて「朝型人間」
であるということはよく指摘されることです。


大前さんはもちろんプロですから「朝型人間」
であることを表明しています。


私はアマチュアですから「朝型人間」ではなく、
「夜型人間」です。


夜遅くまで起きているため、朝起きるのが
辛くなるのです。


プロを目指すなら、まず「朝型人間」になる
ことが先決でしょう。


いままでの習慣をがらりと変えることには、
勇気と決断が必要ですね。


タイムマネジメント(時間管理)は、
誰にとっても重要なことです。


自分だけの問題ではなく、他人との関係に
おいても大切です。


例えば、打ち合わせ時間に遅れるのは、
ビジネスマン失格であることは言うまでも
ありません。


相手の大切な時間を奪うことになるからです。


作家であれば、原稿の締め切りに間に合わ
なければ、出版物に掲載できません。


信用ガタ落ちですね。




現在では、朝5時起きはしていませんが、
不当な人事異動によって、片道2時間半、
往復5時間をかけて通勤していた時には、
4時半に起床しました。


1年半、そうした生活を続けました。
夜中の12時過ぎに帰宅することもしばしばあり、
数時間睡眠を取り、すぐに出社という異状な
生活をしていたことがありました。


この時期は、タイムマネジメントも何も
ありませんでした。


土日休日は、身体を休めていたことが多かった
ですね。当時は、50歳を過ぎたばかりでした
ので、なんとか持ちこたえました。


現在では、自分で自分の時間をマネジメント
できる環境にあります。


幸い、私には毎日必ずやらなくてはならない、
いやそうではありません。やりたいことがある
ので、充実しています。


具体的には、1日に必ず1件以上のブログを
投稿することと、本や雑誌を読むことです。


Nothing comes from nothing.
(無から有は生じない)


本や雑誌、インターネット、ラジオなどから
情報をインプット(入力)し、ブログを通じて
アウトプット(出力)することが、とても大切
だ、と考えています。


コンピュータ用語の一つに、
GIGO
があります。


Garbage In and Garbage Out.


これは、「ゴミを入れたらゴミしか出てこない」、
という意味です。「無から有は生じない」と
同様なことです。


ですから、質の高い新鮮な情報を常にインプット
しなくてはいけませんし、情報はすぐに陳腐化
しますから、アウトプットして流さなければ
ならないのです。


昨日まで正しかったこと、常識だったことが、
今日には間違いになったり、非常識になること
がしばしばあります。


そのような時代になっていますから、
むしろ、その日にやるべきことをやれないと、
自分に腹が立ちます。時間調整がうまくでき
なかったことが悔しいのです。


ハプニングは常に起こります。
ハプニングも想定して、対応策を考えておかない
となりません。


自分に言い訳をしたくないのです。


この気持ちは理解できますか?







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