『即戦力の磨き方』(19) 新・大前研一名言集(130) | 藤巻隆(ふじまき・たかし)オフィシャルブログ

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『即戦力の磨き方』(19)





大前研一さんのような「世界に通用する傑出した人物」は、
日本にも世界にもあまりいません。


私は大前さんの足元にも及ばないちっぽけな存在ですが、
そんな小さな私でも、世の中で役に立ちたいと熱望して
います。


年齢は関係ないと思っています。


やろうとする意思と一歩踏み出す行動力ではないか、
と考えます。


その2つに付け加えるならば正しい方向性でしょうか。


これはなかなか定めるのが難しい。
自分で正しいと判断しても、必ずしもそれが正しい針路
をとっているかどうか確かめることが困難だからです。


メンター(師匠)がそばにいれば、たとえ間違った方向へ
進んだとしても、謙虚な気持ちで従うならば修正は可能
でしょうが。


私にとってのグル(精神的指導者)は大前研一さんです。
もちろん、大前さんがそんなことを知る由もありませんが。


以前、大前さんの下で働いていた学生の方
(今では社会人として働いていることでしょう)
からメールを頂いたことがあります。


そのメールで、身近で見た大前さん氏の気さくで、
ユーモアあふれる人柄に触れたことを伝えてくれました。





 私にとって勉強というのは、徹底して足で情報を集め、

 自分の頭で考えることであって、文献を読んでわかった

 気になるのとは違うのである。

 こういう「現場主義」の勉強をせず、

 10年前と同じことや、どこかの本に書いてあるような

 ことを喋っていたら、誰も5万ドルを払ってまで、

 私を講演に呼ぼうとは思わないだろう。
 


             今日の名言 1 〈394〉




 私のように世界を飛び回っていると、勢いのある国の

 ビジネスパーソンほど勉強している、というのがよく

 わかる。

 05年、EUに加盟したハンガリーやポーランドの

 人たちは、自国にまだ工業的強さがなく、個人個人の

 能力を上げるしか、自分たちを認めさせる手段はない

 と知っているから、みんな学ぶことに貪欲だったし、

 実際、実力のある人間も多かった。
 


             今日の名言 2 〈395)




 社会に出たらもう勉強しなくていいなどといって、

 スポーツ新聞や漫画ばかり読んでいる日本の

 ビジネスパーソンを見ていると、この国には

 本当に未来がないのではないかと、心配を通り

 越して最近は、薄ら寒い気持ちになってくる。

 なぜそうなってしまうのだろう。

 それは、日本人にとって勉強が、受験勉強で

 しかないからだ。試験に受かるためだけに、

 ひたすら退屈な知識を暗記するのが勉強だと

 思っているから、学校を卒業した途端、

 もう試験とは縁が切れたとなって、パタリと

 学ぶことをやめてしまうのである。
 

      
             今日の名言 3 〈396)





勉強は一生するものです。学生の間だけするものでは
ありません。


基本的に、日本では学校の勉強は記憶力を試すことに
重点が置かれています。


教科書に書いてあること、教師が教えたことだけを
記憶しテストで再現出来たものが「優秀」という評価
を受けます。


ところが、社会に出ると、学校のテストと違い、
解答は一つとは限りませんし、答えが最初から用意
されているわけでもありません。


さらに、複数の解答もあります。その中から最適の解を
選択する能力を試されます。問題解決能力が問われます。


何度も書いていますが、「自調自考自動」が不可欠だ、
と考えています。


私の意見に対して、あなたはどう思いますか?





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