『伊藤雅俊の商いのこころ』(24) 言葉の迷宮(90) | 藤巻隆(ふじまき・たかし)オフィシャルブログ

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『伊藤雅俊の商いのこころ』(24)






ステークホルダー(利害関係者)という言葉があります。
顧客、株主、社員、取引先、地域社会などです。


欧米では、株主を最重視することが多いですね。
日本株の外国人持株比率が15%以上あることは、
珍しくありません。


欧米、特に米国の株主は「内部留保せずに、先行投資しろ」
とか、「もっと配当しろ」とか、厳しい要求をするところが
あります。


現在では、(株)セブン&アイ・ホールディングス
(持株会社)が上場していて、外国人持株比率がどの
程度なのか知りませんが、15%以上あることは間違いない、
と思います。


伊藤さんは、「ステークホルダーに優先順位はない」
と言っています。それぞれが独立して存在するのではなく、
一体となって協力していかなければならないと言っています。


至極当然のことだと思います。




 商売はお客様があってはじめて成り立つもの

 です。まず、お客様になっていただくこと、

 次に、お客様に満足していただいてお得意先

 になっていただくことです。一人でも多くの

 お得意先を増やすことが商売の基本です。

 お客様抜きの商売など、絶対にあり得ないの

 です。

                    (P.236)

         (070-1-0-000-271)



 


 お客様を中心に、社員、取引先、地域社会など

 の様々な要素で成り立っている商売の結果が

 利益なのであって、まず、利益ありきではない

 ことは考えるまでもないことだと思います。

 私が、まずお客様ありきで、次が社員、取引先、

 地域社会で、株主は最後というのは、株主が

 重要でないとか、株主はどうでもいいという

 ことでは全くありません。


                    (P.237) 

         (071-1-0-000-272)





 株主に満足していただくには、まず、お客様に

 満足していただかなければならず、お客様に

 満足していただくには、社員、取引先が一体

 となって協力しなければならないという当たり

 前のことを言っているのです。本当はそこに

 あえて順番をつける必要はありません。


                    (P.237)

         (072-1-0-000-273)






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