以前にも触れましたが、伊藤さんはピーター・F・
ドラッカー教授に、「セブン-イレブンのフランチャイズ
ビジネスを『社会革命』と評価してくださったのは望外の
幸せでした」(P.113)と述べています。
セブン-イレブンを本家から買収し、日本流にアレンジ
したことは正解であった、と振り返っているかもしれ
ません。
先生(P・F・ドラッカー)の素晴らしさは、
経営感覚と社会感覚と歴史感覚を持ち、大きな
時代の流れをつかんで先を読む、まれに見る
優れた洞察力にあります。二十世紀の人類の
歴史そのものとも言える波乱に富んだ体験に
裏打ちされた、先生の人生観と切っても切れ
ない関係にあるような気がします。
(P.224)
(064-1-0-000-265)
私が先生(P・F・ドラッカー)を心から尊敬
するようになったのは、学識や見識が優れて
いるだけでなく、先生の陰徳を知り、温かい
人間性に触れてからです。数えきれないベスト
セラーを書かれた大学者にしては、服装に気を
つかわず、食事や住宅にも無頓着で、生活は
いたって質素です。
(P.225)
(065-1-0-000-266)
企業は株主だけのものではなく、お客様、社員、
社会の皆のものです。人間のものである企業に
ふさわしい言葉は、「マイ・カンパニー」でも、
「ユア・カンパニー」でもない、「アワ・カンパニー」
だと思います。
(P.228)
(066-1-0-000-267)
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