『伊藤雅俊の商いのこころ』(20) 言葉の迷宮(86) | 藤巻隆(ふじまき・たかし)オフィシャルブログ

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『伊藤雅俊の商いのこころ』(20)





ウォルマートは西友を傘下に収め、ヨーカ堂、
イオンの2強と戦うレッドオーシャンを選択
しました。


世界一の小売業と言われるウォルマートも、
日本ではまだ苦戦しています。


ウォルマートの創業者、サム・ウォルトンさんは、
飛行機や列車で移動する時は、エコノミークラス
を使い、安いホテルで部屋を共有したそうです。


無駄なコストを切り詰め、お客様に、より安価な
商品を提供しようとする心がけが大切である、
と考えていたからです。




 私はウォルトンさんが亡くなる半年前に、アーカ

 ンソー州ベントンビルの本部でお会いしています。

 ガンを告知され、体調が万全でなかったにもかか

 わらず、私たちのために一時間半も時間を割いて

 くださり、日米の小売業の将来と、お互いの経営

 について語り合うことができました。


                    (P.212)

         (058-1-0-000-259)



 


 感銘を受けたのは、世界一の小売業にとっても、

 会社の本部は昔と同じ質素な建物で、威圧感や

 驕りなどが全く感じられなかったことです。

 創業者の飾らない人柄そのものといっていいと

 思います。ウォルトンさんが自分で飛行機や

 トラックを運転し、安いホテルに泊まって、

 全米の店を飛び回っていたのは有名な話です。

 実質を重んじるウォルトンさんは、小売業に

 とって一番大切なのはお客様であり、それを

 社員に繰り返し教育し、徹底させ、安易な方法

 に流されないようにすることが大切なことを、

 誰よりもご存知で、実践していました。
 

                    (P.213) 

         (059-1-0-000-260)





 ヨーカ堂グループが六百四十億円を投じて、二千

 億円の借金付きでサウスランドを買収したのは、

 「セブン-イレブン」のブランド(商標)を守ら

 なければならなかったからです。

                     (P.215)

         (060-1-0-000-261)






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