常に意識していること
3つあります。
1つ目は、自分の考え方を自分の言葉で伝えること
2つ目は、インプット(情報を収集)は多く、
アウトプット(情報発信)は、インプットより少ないこと
3つ目は、自分の体験に基づいて記事を書くこと
順に説明しましょう。
1.自分の考え方を自分の言葉で伝えること
私のブログの読者になっていただいた方、
ペタしていただいた方、コメントやメッセージを
いただいた方のブログを必ず、訪問するように
しています。
その目的は、どのような方なのか、どんなブログを
書いているのか、読者登録数や、どのような方が
登録しているのかを知りたいからです。
他の人のブログを訪問すると、必ず、発見があります。
例えば、私のブログの読者になっていただいている方
の名前を見つけることが、よくあります。
読者の傾向が、大まかですがつかめるようになります。
どのような記事を求めているのか、その目安がおぼろげ
ながら分かってきます。これは大きなメリットです。
アフィリエイト商材を紹介するブログが、多いように
感じます。その大半は、紹介だけで終わっていて、
自分で試してみてどうだったのかが、ほとんど書かれて
いないことです。
当然といえば当然ですが、自分で実際に使っていない
からです。商材の販売者が用意した紹介文をそのまま
使っているか、リライト(部分的に書き換える)して
いるだけです。
それは決して悪いことではありませんが、商材の
販売期間は短期間であることが多く、販売終了期日が
到来すると、もう意味をなしません。
商材の販売者はアフィリエイターに販売してもらって、
短期間で売り捌いて大きな収益を上げます。
販売者は、売れればウハウハですね。
そうした類のブログ記事を読みますと、ほとんど同じ
ような文章(文体)で、タイトルとブロガーの名前を
伏せて並べて見た場合、誰が書いたブログか判別でき
ません。
その理由は、自分の考え方を自分の言葉で書いていない
からです。
コピーライティングスキルを身につけようと、必死に
なる人たちがいますが、テクニックだけ学んでも刺さる
文章は書けないと思います。
商品説明だけ書き並べてあったら、無味乾燥なマニュアル
と大差ないと思います。書き手の気持ちが伝わってこない
からです。
自分が体験した(作り話ではない)出来事がベースに
なっていれば、読者とシェア(情報を共有)することは
可能かもしれません。
ところが、単なる解説文と販売を煽るというと語弊が
ありますが、販売者が用意したセールスページへ誘導する
だけでは、読者に「またか」と思われるだけです。
果たして、1度訪問した読者がRAM(Repeating Access
Member、私の造語で、リピーターとなった読者)になって
くれるでしょうか?
可能性は低い、と思います。
大半の読者は1度登録したけれど、解除するのが面倒なので、
放っておくと思われます。
2つ目は、インプット(情報を収集)は多く、
アウトプット(情報発信)は、インプットより少ないこと
まず、情報収集(インプット)をしっかりやることが
大切です。
私の考えでは、情報発信(アウトプット)を1とすると、
情報収集(インプット)は最低でも5で、できれば10
以上であるべきです。
そのくらい情報収集しておかないと、中身が薄いブログに
なってしまうからです。
論文の場合なら、アウトプットが1に対して、インプットは
100以上、群を抜いた論文を書くには300~500は
必要になるでしょう。
「ブログネタがない」と困っている人はいませんか?
私は、ネタ探しに困ることはありません。
いくらでも、見つけられます。
ただし、そのネタは自分のグログのテーマに沿ったもの
でなければなりません。
なぜ、ネタに困らないかと言いますと、『日経ビジネス』が
毎週自宅に届けられるからです。常にホットな話題を提供
してくれるので、そのネタをどう調理するかを考えるだけで
済みます。
ちなみに、私は料理は一切しません(笑)。
『日経ビジネス』以外に、ビジネス書を読み続けていますので、
これもネタになります。
他には、サイト「日経電子版」や海外のサイト「TIME」などや、
Radiko(インターネットラジオ)で、J-WAVEなどでビジネス
関連の番組を聴くことなど、いくらでもブログネタになりそうな
ソースはあります。
逆説的ですが、書きたいネタが非常に多くあるので、
どれにするか悩むことです。
さらに、問題は、如何にして独自性を出すかということです。
ブログのタイトルと内容に、まったく関連性がないブログを
見ることがあります。
そうした時、拍子抜けしてしまいます。
そう思いませんか?
タイトルは「起業して富裕層の仲間入りしたい」という
ようなものであるにもかかわらず、
「スタバで新商品を試してみました」
というようなブログを書いているのを見ると、そのことが
タイトルとどのように関係しているのか、首を傾げてしまいます。
日記ブログを書くことは、それはそれで成立することですが、
目的が違うと思います。
書くネタがなくなったために、仕方なく日記を書くことに
なったのかもしれません。
もう一度原点に帰って、自分のテーマは何なのか考え直して
いただきたい、と思います。
3つ目は、自分の体験に基づいて記事を書くこと
2つ目のポイントで少しお話しましたが、自分の体験に
基づいた記事は、あなたのオリジナルのことであると同時に、
読者とシェアできる内容であるかもしれません。
もしそうであるならば、体験に基づいた文章は説得力を
持っていることになる、と思うのです。
もちろん、私のブログ記事のすべてが、私の言葉で埋め尽く
されているわけではありません。
出典を明示し、引用するはよくあります。
しかし、それだけで終わりではありません。
必ず、引用文と、自分で体験したことを関連づけて
記事を書いています。必然的に、時間はかかります。
でも、そこがポイントです。
ところが、中には誰かが書いた言葉や文章を、自分で独自に
考えたことのように書いているケースが散見されます。
結局、経験値が低いためにそうならざるを得ないのかもしれ
ませんね。
今回は、結構厳しいことを話しています。
「このおやじ偉そうなことを言っているな」
と感じていませんか?
実は、自省の念があるからです。
若い頃、本で読んだり、テレビやラジオで見聞きしたことを
まるで自分が体験したかのごとく、他人に話していた時期が
あったからです。
もっとも、分かる人には分かるんですね。
薄っぺらな知識では、突っ込んだ質問を受けると、
きちんと答えられませんでした。
中身をよく理解していなかったからです。
「生兵法は怪我の元」
(英語のほうがより適確に表現しています。
A little knowledge is a dangerous thing.)
とは、まさにこのことです。
今、振り返ってみると、冷や汗が全身から噴き出して
きそうです。
当然のことでしょう。
深掘りしていなかったからです。
ヒューリスティックという言葉があります。
最近、よく目にします。
経験値と訳したら、より本質を表した言葉になります。
今回のまとめを書きます。
一言で言えば、「自分らしさを表現しましょう!」
ということになります。
モノマネではなく、独自性を出すことができれば、
個性的なブログになる、と確信しています。
最後に、最近読み終わった本の中に、今まで書いた
ことのヒントになった文章がありました。
その一節をご紹介します。
「プロブロガー、ジョン・チャウ氏の弁を借りれば、
『たとえそれ(書くこと)でお金がまったく入って
こなくても、ブログを書き続けられるほどの強い興味
と情熱を何かしらもっている人間は、プロブロガーに
なる潜在能力をもっている』のだ」
(『ソーシャルメディア革命』立入勝義
ディスカヴァー・トゥエンティワン PP.265-266)
(注:ジョン・チャウ氏はブログだけで年収50万ドル
も稼いでいるそうです。
「何よりも自分が情熱を注げる分野について書くこと
だね」 上掲書 P.83)
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