『ビジネス・ウエポン』(初版 2002年12月20日 小学館)は、
大前研一さんがマッキンゼーに在籍した時に自ら開発した、
スキルなどの多くを披露している本です。
サラリーマンの武器(ウエポン)は論理力と創造力である、
という言葉はとても説得力を持っています。
今日の名言 1 〈154〉一般の人々は受け身である、ということを
技術者は理解すべきなのだ。あれもできる、
これもできる、という多機能モデルを開発
してうまくいった例はない。まずは自信作
の「定食」を作ってあげる、というところ
から始めなくてはいけないのだ。
今日の名言 2 〈155〉国民にもう少し考える力があり、政府の
やっていること、言っていることの嘘を
見抜く力があったら、日本はここまで
おかしくなっていない。
今日の名言 3 〈156〉サイレント・マジョリティ(もの言わぬ大衆)
と軽んじられてきたサラリーマンも
ビジネス・ウエポンで武装し、自分の人生、
家族、会社を守ってもらいたい。
そのための投資がいまほどリターン
(見返り)を生む時はない。
サイレント・マジョリティと軽んじられているサラリーマン
だけでなく、生活者は選挙権はについて、再考することを
放棄してはいけない、と思います。
投票することは義務ではなく、権利です。
たとえ、期待できそうにない候補者ばかりであっても、
その中から、生活者のために少しでも働きそうな候補者
に投票すべきです。
まずは、選挙が実施された時には、投票所へ向かうことが
必要です。
サイレント・マジョリティがダメな現職議員にNOを突きつけ
られるのは、選挙の時をおいてありません。
「ビジネス・ウェポンで武装し」、行動することが求められて
います。
自分への投資こそが、最も効果的で永続性があります。
公務員はパブリック・サーヴァント(公僕)であり、国民
(生活者)のために、働くことが要請されています。
ところが、主人(マスター、ミストリス=生活者)と召使
(サーヴァント=公務員、とりわけ、役人)とが、立場が
逆転してしまっています。
生活者が理論武装していないのが、その一因です。
次回から『質問する力』(初版 2003年3月1日 文藝春秋)
を取り上げます。その中から大前さんの数々の名言を
ご紹介します。
ご期待ください!
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