『ハイ・コンセプト』(22) 言葉の迷宮(39) | 藤巻隆(ふじまき・たかし)オフィシャルブログ

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『ハイ・コンセプト』(22)




幸福感や生きがいは、人それぞれです。

しかし、マーティン・E・セリグマン教授によれば、
「誰もが、自分の持っている幅の上の部分――幸
せのもたらされる場所――に到達する方法を学ぶ
ことができる」そうです。

一部ではあるかもしれませんが、共通するところが
あるということですね。



 仕事においても、人生においても、「生きがい」

 が最も中心的な側面となったのである。確かに、

 生きがいの追求は決して容易な仕事ではない。

 そのためのレシピが載った料理本はないし、袋

 の中の粉と水と混ぜあわせれば出来上がる、と

 いうものでもない。だが、個人、家族、あるいは

 企業が意義の追求を始めるための、実用的かつ

 全体思考的な方法が2つある。

 それは、精神性をまじめに考えること、そして、

 幸福について真剣に考えることである。

                    (P.317)

         (064ー1-0-000-115)



 


 メイン・イベントの前、集まった報道陣に対し、
 
 ダライ・ラマはこう語った。

 「科学と仏教はとてもよく似ています。なぜ

 なら、どちらもリアリティの本質を探ろうと
 
 しているからです。そして、どちらも、人類

 の苦しみを軽減することを目標にしているの

 です」
 

                    (P.319)

         (065-1-0-000-116)




 (ペンシルバニア大学教授であり、「ポジティ

 ブ心理学」運動の創始者でもある、マーティン・

 E・)セリグマンによると、幸福はいくつかの

 要因が絡まり合ってもたらされる。

 その一部は生物学的なものだ。私たちは、生ま

 れつきの遺伝子に組み込まれた、それぞれに

 異なる幸福を感じる幅を持っている。その幅の

 中でも憂鬱(ゆううつ)なほうに偏っている人も

 いれば、陽気なほうに傾いている人もいる。だが、

 誰もが、自分の持っている幅の上の部分――幸

 せのもたらされる場所――に到達する方法を学

 ぶことができる。


                     (P.327)

          (066-1-0-000-117)





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