右脳が主役の「ハイ・コンセプト」と
「ハイ・タッチ」の時代がやってきた、
というのが、ダニエル・ピンクの主張です。
左脳主導の社会から右脳主導の社会への
変化は、あらゆる分野に大きな変革を
もたらす可能性があります。
私たちの生き方へも変革を迫っている
のです。
21世紀に入り、右脳主導思考が最も重要な
意味を持つようになり、仕事上の成功と個人
の生活における満足感を得るためのカギと
なったのだ。
しかし、はっきりさせておきたいのだが、
未来は、「左脳型人間は絶滅、右脳型人間は
歓喜」といった二元論的な世界ではない。
(P.101)
(013ー1-0-000-064)
大いに発展したハイテク力を、「ハイ・コン
セプト」と「ハイ・タッチ」で補完する必要
がある(「はじめに」で述べたように、ハイ・
コンセプトとは、芸術的・感情的な美を創造
する能力、パターンやチャンスを見出す能力、
相手を満足させる話ができる能力、見たところ
関連性のないアイデアを組み合わせて斬新な
新しいものを生み出す能力などである。ハイ・
タッチとは、他人と共感する能力、人間関係の
機微を感じとれる能力、自分自身の中に喜びを
見出し、他人にもその手助けをしてやれる能力、
ありふれた日常生活の向こうに目的と意義を
追求できる能力、などである)。
(P.103)
(014-1-0-000-065)
「コンセプトの時代」には、左脳主導の考えかた
を、6つの不可欠な「右脳主導の資質」を身につ
けることで補っていく必要がある。
(P.122)
(015-1-0-000-066)
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