バックナンバー(6)
ここに掲載しているのは、管理人・藤巻隆が
携帯サイトで運営していた時のコンテンツです。
2007年1月8日号からスタートしています。
1カ月分毎にまとめてあります。
● 2007.6.25
(No.4)<25>
統合は終点にあらず
和田 繁明(わだ・しげあき)氏
[ミレニアムリテイリング前会長]
セブン&アイと統合するメリットとは何か。
その課題について私なりの考えを、2005年
12月26日の発表の席上、1時間ぐらい説明
しました。
異業種が一緒になった流通大集団は、日本の中に
存在してもいいんじゃないか、ということです。
これからますます中国、インドなど、日本の百貨
店が中心になりながらとか、スーパーと一緒に
組んでとか、そういう形で進出する機会が絶対に
出てくるので、総合流通グループがあってもいい
んじゃないかと思うんですね。
それから、管理本部の機能の統一はできる。
僕はまず始めに人事部の統一を提案しました。
同じ流通でも異業態を体験することで、見識を広め、
やがてセブン&アイ全体を統治していく次世代の
人間に育つかもしれない。
ほかにも、例えばビル管理など、シェアードサー
ビス化を進められる余地はいくらでもある。
統合効果は無限です。
● 2007.6.18
(No.3)<24>
「徳」のある投資をしよう
竹田 和平(たけだ・わへい)氏
[竹田製菓会長]
要するに経営者とは経営職である、
経営の専門職なんだということを
まず認識してもらわないと。
会社を支配しているわけでも、
従業員を支配しているわけでも
ありません。
なのに経営者がいろいろなことを
言う。
その考え違いを反省してもらった
うえで議論しないといけません。
合併が良いとか悪いとか、そういう
議論が起こるということ自体がおか
しいですよ。
M&Aだってグローバル化の流れ。
どうのこうの言ったって避けられ
ないんです。
いくら日本人が垣根をこしらえたって、
仲間外れになったら生きていけないもの。
資源だって自分のところで賄えん。
だけど世の中には、変化を好む人がおるし
嫌いな人もおる。
● 2007.6.11
(No.2)<23>
人から会社を変える
近藤 史朗(こんどう・しろう)氏
[リコー社長]
僕自身、若い人だからと接し方を
変えないようにしているし、でき
るだけ若い人と話そうと心がけて
います。
結局、会社は人です。
絶えず優秀な人、能力の高い人を
育てていかないと、会社は存続でき
ません。
そして社員が全員、常に幸せであると
いうのはなかなか難しいことですが、
リコーのOB、OGになった時、みん
ながこの会社で仕事をしてよかった、
幸せだったと思えるようにしていきたい。
● 2007.6.4
(No.1)<22>
商品開発、5年先を見る
大坪 文雄(おおつぼ・ふみお)氏
[松下電器産業社長]
私は社員のスマートさよりもたくまし
さを重視したい。
これからは世界を舞台にライバルと
商品で戦い、収益で戦い、宣伝で戦わ
なければならない。
同じ仕事を同じ職場でひたすらやって
いると、知らず知らずのうちに人間の
器が小さくなる。
個人の能力は環境を変えないと大きく
なりません。
徹底的に人の交流をやろうと考えて
います。
* 1カ月毎にまとめてありますが、
2007年1月8日号からスタート
していまして、2013年7月まで
の6年7カ月分のバックナンバー
だけで79件あります。
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