ブランドに欠かせないもの
ブランドというと、何を思い浮かべますか?
ルイヴィトン、ベンツ、シャネル、エルメス、
グッチ、ローレックス、トゥミ、ウブロ・・・・・
他にもいくらでもありますね。
では、これらの超一流ブランドの共通点は?
私は、安全・安心、そして高級感、つまり高い
信頼性と優越感をくすぐるものではないか、
と思っています。
歴史に裏打ちされた高い信頼性がなければ、
ブランドにならない、と考えます。
信頼を得るには長い年月が必要です。
その一方で、信頼を失うのは一瞬です。
つい最近もありましたね。
一流百貨店や一流ホテルの「食品の偽装表示」
問題です。
それも長年月にわたって行ってきたのです。
長い間築き上げたブランドに、自ら傷をつけました。
コーポレート・ブランディングと
パーソナル・ブランディングの違い
ある話を思い出します。数十年前、某都市銀行で
頭取を務めた方が、定年になり退職した翌年、
年賀状の少なさにショックを受け自殺した
そうです。
とても信じられない話ですよね。年賀状を送って
来なかった大多数の人は、個人ではなく、
○○銀行の頭取という肩書の人と、付き合ってきた
のです。
しかし、少数であっても個人として付き合って
きた人は、年賀状を送ってきました。
この人たちこそ真の友人であり、退職した後でも
付き合っていける人たちでした。
故人は、個人としてこれからも付き合って行きたい、
と思っていた少数の人たちの気持ちを理解でき
なかったのです。
肩書はあくまで在籍中に意味があるだけで、
退職してしまったら、履歴書に書き込めるだけ
でしかありません。後ろを向いているのです。
「内向き」「下向き」「後ろ向き」では、成長
しません。
「歳だからもういい」とか、「やったってしょう
がない」という発言はやめたほうがいいです。
言霊という言葉がありますが、そうした否定的な、
後ろ向きな発言をしていると、本当にそうなって
しまいます。
話が横道にそれてしまいました。
コーポレート・ブランディングではなく、
パーソナル・ブランディング、つまり、
自分ブランド力が大事だ、ということです。
コーポレート・ブランディング、つまり企業の
ブランド力をパーソナル・ブランディング、
つまり自分ブランド力と混同して
はならない、ということです。
自分ブランド力がない人が、自分の力で大きな
契約を取れたと思っていても、実は取引先相手は
その人ではなく、その人の背後の企業を信用して
契約した、ということに気づいていないことが、
しばしばあります。
その会社の人なら、他の人でも良かったのかも
しれません。
だからこそ、パーソナル・ブランディング、
自分ブランド力を強化して
行かないといけない、と思うのです。
このブログを始めた動機は、私自身のブランド化、
「自分ブランド力」を身につけ、強化して
いきたい、という強い願望があったからです。
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