「アベノリンピクス」の行方 五輪経済 予測30 2013.9.16
日経ビジネスが東京オリンピック開催決定に伴う、
大胆な予測を30項目挙げました。
アベノリンピクスは、「アベノミクス」と「オリンピック」を
掛け合せた造語だそうです。
慶應義塾大学教授の竹中平蔵氏によるものです。
予測の当否が重要なのではなく、これらをプラスと
マイナスの両面で、考えていくことが重要なのです。
民間の金融機関のエコノミストやアナリストは、
五輪開催で経済効果は3兆円から150兆円と
試算する人がいます。
私は、この「経済効果」という言葉に懐疑的です。
なぜなら、数字をぶちあげるだけで、その後の検証が
されたことがないからです。
単なる数字の積み上げだけで、明確な根拠が乏しい、
と言わざるを得ません。
ですから、「経済効果」という言葉に懐疑的なのです。
7年後までに、いや、その後もやらなくてはならないのは、
オリンピックだけではありません。
アベノミクスが本物なのか? 徒花(あだばな)なのか?
東日本大震災の被災地復興や東電福島第一原発の汚染水
問題や、遅々として進まない除染作業、放射能汚染の土壌の
最終処理問題・・・。問題は山積しています。
そもそも原発は必要なのか?
これらの深刻な問題は、5~10年で解決することでは、
ありません。
さらに、来年4月に実施されることがほぼ確実となった、
消費増税が内需の拡大に水を差す可能性が高いことが
挙げられます。
再来年9月には再度、消費増税が実施され、
10%となる見込みです。
食料自給率の低い日本は輸入に頼らなければ、満足に
食事が採れません。円安が進み、輸入品の価格が上昇し、
庶民生活の厳しさに追い打ちをかけています。
今後、私たち庶民の生活はどうなっていくのでしょうか?
五輪招致でうかうかしていられる状況では、決して
ないことを肝に銘じておくべきです。
一部の業界だけが潤うことが、ほぼ確実な情勢です。
詳しくは、
「アベノリンピクス」の行方 五輪経済 予測30 2013.9.16
をご覧ください。
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