長谷川隆のブログ 

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 Hase Aerodynamics Labo

・飛行機はなぜ飛べる?100年以上続いた説を実験しながら検証する!
・観光旅行ではとても知ることができない中国での体験を紹介。
・70数年生きてきた中での珍しい体験や死に損なった体験など。

 飛行機はなぜ飛べるのか?

 SNSで検索すると、こういった質問や解説が無尽蔵に連なって出てきます。

 誰もが納得できる揚力発生理論が存在しないから、いつまで経っても質問と解説が堂々巡りをしているということなのですね。

 

 飛行機が飛ぶメカニズムを解説する場合、従来の知識だけを基にいくら丁寧に分かりやすい解説にしようとしても、従来を超えた誰もが納得できる解説にはなり得ないでしょうね。

 

 特に空力の専門家の先生方は、現在の揚力発生理論の「循環とベルヌーイの定理説」が真であるとおっしゃるなら、誰もが納得出来る形でそれを解説していただきたいのです。

 

 例えば、翼の上面と下面の速度差で揚力が発生する、と説くのなら、その速度差を数値で示し、その速度差から発生する揚力の大きさを算出し、実験で確認して計算結果が正しいことを示してやれば良いのです。

 そうすれば先述の非効率な堂々巡りはなくなるのです。

 

 私は、どんな研究分野でも、難解な計算式を操れるからと言って、先人の足跡をなぞっているだけでは学者とは言えないと思うのです。揚力発生のメカニズムに関して、従来の情報をこね回しただけの解説はもう止めにしませんか?

 

 航空工学を学ぶ学生さんは、揚力発生理論で疑念を払拭するまで先生方に質問できるし、先生方は疑念を払拭させるために生徒さんに実験させることができます。どうしてやらないのでしょう?

 

 航空工学を教える先生方には、「巷では揚力発生理論が一つに収束していない」ことを直視して頂き誰もが納得できるような揚力発生理論を実験を通して導き出す使命があるのではないでしょうか?

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 ちなみに私は翼周りの「循環」は存在しないと考えます。

 その根拠の一つは、循環発生原理が不明瞭な上に、目にした本や論文、SNS上には、循環の速度を数値で示した解説が、一つも存在しないからです。

 二つ目は、従来説では迎角の増加に伴ってなぜ揚力が増加するのかの説明が出来ないからです。

 その時、循環の流速が増加しているのですか?そのメカニズムは?

 

 そういえば、「スペースシャトルが大気圏に再突入する際、翼と滑走路の間で圧縮される空気は存在しないので出発渦などは発生しない、よって循環も存在しないはず」と本に書いたら、空力の某先生が「いや、飛んでいるので循環は存在します、よって出発渦のようなものがあるのでしょうね」とのこと。

 これでは議論になりません。

 

 ところで「揚力と抗力を測定する装置」は工夫すればそう難しくなく作れます。空力に興味のある方は是非自分で装置を作って自分で実験していただきたいのです。

 私の作った装置の概要を本に乗せています。

 

 実験を通して、真の揚力発生メカニズムを追求してみませんか?実験装置を作る際、ご希望があればお手伝いします。

 自分で実験することだけが本当のことを教えてくれます。

 *「飛行機はなぜ飛ぶのか」を改めて考えたら揚力発生の真のメカニズムにたどり着いた話!

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 喜寿を迎えた今年、念願かなって「空力の本」を出版できました。自分で自分に!祝!

 タイトルは、

四畳半の空力実験室

 私の取り組みは、

・翼に揚力が発生する理論がまだ一つに収束していないことに気づき、現状を調べ、従来の説に疑問を持ったのが始まりでした。

 

・風洞に代わる「揚力抗力測定装置」等を自作し、種々の実験を重ねて疑問点を解明しようとしてきました。

 

・まだ解明できていない点がありますが、揚力発生の基本的なメカニズムは整理できたかなと思います。

 

 

 ここまでの取り組み経過はその都度、このブログとホームページに断片的に書いて来ましたが、この本はそれらを系統立て、わかりやすく整理したものです。

 

 内容が現在の揚力発生メカニズム説と違う点もあり、素人の私には報告や発表の場が全くありませんでしたが、幸運にもつむぎ書房様のご指導の下、ようやく出版することが出来ました。

 つむぎ書房様には深く感謝申し上げます。

 

 飛行機や空力に興味のある方に是非読んでいただき、議論していただき、実験していただいて揚力発生の真のメカニズムがいずれ完全に解明されていくことを願って止みません。

 拙著がそのトリガーになれたらこの上ない幸せです。

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つむぎ書房様の書棚へ

 

 

 

・リニア中央新幹線への「静岡県駅」設置は非現実的。

 

・一方、既存の新幹線の真上に「富士山静岡空港」があるのに、空港の真下に「富士山静岡空港駅」を設置する案は隣の駅と近すぎて難しいとのこと。

 

 それなら、既存の新幹線とは関係なく、「富士山静岡空港」と「リニア中央新幹線」とを「Hypergroove 」でつなげよう!

 そうすると、

・海外からの観光客は、「富士山静岡空港」から入国し、「Hypergroove」で富士山を間近に眺めながら「リニア山梨県駅(仮称)」に30分で移動、そこで「リニア中央新幹線」に乗り換えて東京、あるいは名古屋方面へ行くことが出来ます。

 

・世界初の「Hypergroove」と「リニア中央新幹線」の二つを一度に体験できるので静岡県に海外からも観光客が大勢訪れます

ハブ空港になり得るかも!

 

・「Hypergroove」を下田まで伸ばして観光客を伊豆の温泉街に運ぶこともできます。

 

 真空のチューブの中を走るなど、「Hyperloop(ハイパーループ)」は技術的にも安全上もとても現実的ではありません。

 最近は減圧したチューブ、とトーンダウンしていますが「空気抵抗低減」と「技術&安全」を天秤にかけた答えは見つかるのでしょうか?

 それよりも、空気の性質をそのまま活かして、如何に速く安全に空気中を移動できるかに挑戦する方がよほど現実味があるのです。

 

「Hypergroove」は現在の技術で十分対応できますし、飛行機と同じ速度で飛ぶことができる超高速の移動手段です。

 「富士山静岡空港」から「リニア山梨県駅(仮称)」間(直線で約100km)を、プロペラ仕様の「Hypergroove」でも30分で余裕で移動可能です。(時速950kmのプロペラ機が実在)

 

 なーんて夢を見てみませんか?

「Hypergroove」の詳細は下記を参照ください。

 

 

 奥方が断捨離中に持ち出してきた「非常持出袋」、そう言えば25年ほど前、会社で配布されたなぁ。

 

 

 開けてビックリ! なにー! コフランのチューブテント?、シェラカップ?、コフランのランタン?、エスビットのポケットストーブと固形燃料?それにSOVAのウォータージャグ?

 今でもキャンプ用品としてバリバリのメーカー品じゃないか。

 

 当時、会社もずいぶん粋な贈り物をくれたもんだなぁ!

 これはもうデイキャンプに行ってこい!と言っているようなものではないか!ちゃんとしたテントと寝袋、そして焚き火台があれば一泊のキャンプも見えて来たぞい!

 (今は地べたでの焚き火はルール違反、焚き火台が必要)

 

 考えてみれば、災害時には野外で生活するような場面もあるのかもなぁ。それってつまりキャンプではないか。

 

 それならということで、緊急持出品の更なる充実と同時に、シニアのソロキャンプへの光が見えてきた一日でした。

 どうやら持病がある妻と2人での車中泊や、テントを持参してキャンプ場を伝っての旅行は無理と判断しました。

 しかし諦めきれず、このところ、ソロキャンプの道具紹介やキャンパーのアップしているYouTubeにハマってしまいました。

 

 昔と違って、実に様々な道具があり、メーカーがあり、キャンプスタイルがあるものです。

 大きなテントの中に、あたかもダイニングルームを再現したかのような豪華な調度品を揃えたスタイル、テントの中に薪ストーブを設置した雪中キャンプなど、様々なキャンプスタイルの多様性や道具類の進歩には驚いてしまいます。

 

 でも私は「ひろしのぼっちキャンプ」に憧れる。

 

 本当に必要なものだけを持って、不自由を工夫と妥協で対処しながら、簡単な食事ができればいいし、無心に焚き火の炎をみつめて、ゆったりしたひとときを過ごせればそれで満足なのですが、、。

 

 遠い昔に使った、わずかに残っていたキャンプ道具を引っ張り出して、なんとかソロキャンプに使えないか、コンパクトに改造できないかを考えたり、最低限持って行くべき物のリストから不足している道具の型式や値段を調べたりしているこの頃です。

 しかし、まだ正室兼納戸役の許可も得ていないし、腰痛持ちの喜寿のシニアには、もはや1人で行くキャンプは無理なのかなぁ?