確か中等講座に入ってからだったと思うが、いよいよ背中の観察になった。

まずは背骨の観察。

頚椎、胸椎、腰椎の棘突起を実際に触って観察していく。

最初は頚椎6番から腰椎まで番号を数えて観察する

頚椎6.7番、胸椎1〜12番、腰椎1〜5番。

それから棘突起の状態を観察していく。

小さいもの、大きなもの、とんがってるもの、隣とくっついてるもの、全て意味がある。

また背骨自体が読みやすい人、読みにくい人がいる。

これも意味がある。

背骨が読みやすい人は若い人、素直な人。

読みにくい人は高齢者、自分の気持ちを出さない人。

確かに道場で何十人と練習すると読みやすい人は素直な人、読みにくい人は感情を表に出さない人というのが分かる気がする。

そして、私はよく
「高橋さんの背骨は分からないな〜。凄く難しいよ。」
と言われた。


うーむ、確かに私はあまり感情を表に出さないタイプだと思う。