今日、杉の赤身(赤味)特一(節あり)のフェンス板を加工し、
納材しました。 赤身(赤味)がピンクのいい色してましたね。
杉 赤身 特一(節あり) 15×140
杉 赤身板 15×140 このへんは「ムジ」ですね
木材にも牛肉と同じように部位によって名前がついています。
根、先っぽは有名ですが。
下の杉板などの中心部の赤や茶色い所を心材(赤身、赤味)、
外周の白い所を辺材(白太、白身)と呼んでいます。
輪切りの年輪の外が白(辺材)、中心が赤(心材) 無料であげる たき物です
また、節がある~なしで「ムジ、無節」「上小節」「小節」などと呼ばれ、
角材の丸みのある~なしの「特一」「上一等」「一等」などでも、
流通価値が違っています。
すべての木が赤いところと白いところがはっきりしている
訳ではありませんが、針葉樹は大体こんな感じです。
木は木の外側が生長して大きくなります。 「重要・・みんな間違える」
赤い所は白い所(辺材)が成長して太くなって行く時に、
細胞が変化して白から赤っぽく変わります。
赤い部分(心材)は硬くて、腐りにくいので珍重されるのです。
赤、白、両方入った赤白(源平)などの表現からも
古くから日本人は木と深く触れ合って来たのでしょう。
ちなみに源平とは・・ 平安時代末期に源氏と平氏が
戦った時(源平合戦)のお互いの旗印の「赤旗」 「白旗」
を木に例えて、赤・白混ざったものを源平と言います。