名も無き白い花会社内に初冬になると赤い実を付ける木がある。勝手に鳥が種を運んできて、育ったものである。調べれば分かるだろう「木の名前」はずっと知らないでおこう。なんとなくだが、お互いが安らぐ、(自分だけか)名前なんてどうでも良い、大切なのはその存在だ・・・今、1センチ程の小さな花を一生懸命咲かせている。名も無き「木の花」よ、しばしの間、花を楽しませてくれ。被災地の皆さんが困難を乗り越えて自分達ひとり一人の幸せの「花」を早く咲かせることが出来ますように、お祈り致します。花(すべての人の心に花を)の歌~夏川りみ~