東京・大久保 東京で世界の料理を頂く① チュニジア編(ラジュール) | 会長のホーロー記 高橋会長のオフィシャルブログ

東京・大久保 東京で世界の料理を頂く① チュニジア編(ラジュール)

東京は、アメリカのNYと共に「世界の食の交差点」と言われ、世界各国の料理を楽しめる街となっています。


これからは、不定期ですが、東京で楽しめる各国料理をご紹介してまいりましょう。


第1回目は、地中海に面するアフリカのチュニジア。


エッ?場所が分からない?


地中海に面する、アフリカ北部の国です↓

(ウィキペディアより)


チュニジアの概要はこちら をご覧いただくとして、北海道2個分位の面積に一千万人強が住むこの国は、アフリカの中でも気候が安定していて、貿易の盛んで、経済的にも比較的豊かな国です。


そんなチュニジアの料理が頂けるのは、東京の中でも「食のカオス」大久保のはずれ。


大久保は、トルコ料理、大連料理、以前記事にしたアイヌ料理 などの希少料理店の多い街です。


鮮やかな「地中海ブルー」に彩られたお店「ラジュール 」を訪問したのでした。

こちらのお店、チュニジア人のご夫婦が運営するこちらの店は、チュニジア大使館員御用達のお店で、会長訪問時にも5人の館員たちが談笑中。


賑やかな中でのスタートとなりました。


まずは、チュニジアのビール(650円)で乾杯。


ホブズ。

フェンネル 、ターメリック(ウコン)、ゴマなどが入ったパン。


香り豊かなしっかりした硬さです。


ハリサ。

唐辛子ベースのペーストです。


塩味もあり、辛みも結構あります(唐辛子なので当たり前だけど…)。


パンと一緒に出てきたので、パンにつけるもんだと思っていたけど、料理につけて食べても美味しく、「万能調味料」といったスタンスでしょうか?


チュニジア風サラダ(850円)。

これで一人前です。


ツナとゆで卵、オリーブ、キュウリ、レタスなど。

野菜はグリーン系でまとめられています。


ツナと卵がチュニジア料理の特徴で、オリーブと香り高いオリーブオイルのドレッシングがイタリア料理の影響を感じられます。


因みにチュニジアは世界5位のオリーブ生産量を誇っています。


ブリック(700円)。

チュニジア風揚げ餃子(春巻)。


この餃子を割ると…、

中から卵の黄身がトロッと出てきます。


中身はマッシュポテトとひき肉がベースになっていて、実にマイルドな味。


ブリックを食べ終えてちょっと手持無沙汰の会長一行に隣のチュニジア大使館員からビザを和手て頂きました。


お気遣い恐縮です。それをきっかけに隣のテーブルとの話も弾み、両国交友の懸け橋となったのでした。


チュニジアの伝統料理のひとつ、ラビッサラタジン(1350円)。

ハクション大魔王 」が出てきそうなタジン鍋 といわれる、チュニジア独特のポット風の鍋に、デュラムセリモナ粉からできた米粒ほどの細かいパスタ「クスクス 」をカレー香辛料のひとつ「クミン 」と塩で味付け、


その上にソラマメやピーマン、パプリカ、ナスなどの野菜をのせて加熱したもの。


大きめの野菜とクミンのほのかなカレーの香りに、思わず「汁なしスープカレー」と思ってしまった会長です(笑)。


次の料理まで時間がかかりそうだから…、と店主氏が差し入れてくれたキッシュ風パイ。

外側のクッキー地はやや厚めでしたが、ひき肉主体の詰め物は素朴な味で美味。

骨付きラム肉のグリル(1800円)。

力強い味付けながら、ミディアムレアの肉は柔らかです。


デザート。

ネットに掲載されていた「デザート無料券」を持っていったら、「OK!」と言って出てきたのがこちら。

ババロアにクルミ、イチゴ、ナッツが載ったボリューム満点の品です。




美味しかったです。


ご馳走様でした。




ラジュール

新宿区百人町1-24-8 新宿タウンプラザ2F

電話03-3366-4004

営業時間 11:30~14:00 17:30~24:00(lo23:00)

定休日 日曜(予約あれば営業)

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