金沢 百万石まつり

明日から、いよいよ金沢で｢百万石まつり｣が開催されます。



ご存知の方もおられるとは思いますが、ここで簡単にご紹介。

このお祭りは初代加賀藩主､前田利家が１５８３年６月１４日､金沢城に入城したことに因んだもので、６月第一土曜日にを中心とした、３日間行われます。

市内各地でお茶会、薪能、灯籠流し、盆踊り大会(正確には踊り流し)、等が開催されるけど、メインイベントは、土曜日に行われる、市内の主要道路を歩行者天国にして行われる、｢百万石行列｣｡
これは、入城の行列を全長数キロに渡って再現したもの。金沢駅をスタートして、市内中心街を通り金沢城まで更新します。

行列の前後に児童・生徒の鼓笛隊や企業ＣＭパレードがくっつくのはご愛嬌だけど、金沢市民の一大イベントとなっています。

注目は主役の前田利家役を毎年、芸能人が務めていること。

今年はこの人↓


永島敏行｡


過去には鹿賀丈史(地元出身:84年)､横内正(水戸黄門格さん:89年)､高橋英樹(96年)､松平健(01年)など、そうそうたる時代劇の主役級を呼んでいます。

昨年からは婦人のお松の方役も一般人から芸能人になり今年はこの人↓


熊谷真実。


毎年､キャスティングがミスマッチと各方面から出るんだけど、まっ、良いんじゃない

地元の若い人の中には、｢何年も見てないよ！｣とか、｢あれは観光客向けの祭り｣とか言う人もけっこういて、斜に構えている人も多いけど、このスタイルのお祭りは日本全国の中では少ないほうなんだから、もっと地元の祭りに誇りを持ってもいいんじゃないかな、って思います。それとも金沢の人ならではの表現のひとつなのかな？