日本では、仕事は『あなた一筋』で長く勤めたが良いと言われております。
アメリカなどでは、優秀な人材ほど仕事を変わりキャリアをアップしていくそうです。
私の幼馴染のS君は、小学校～中学校と同じで親友関係でした。
高校になると別々の学校でしたが、高校時代も同じ幼馴染のT君と一緖に3人で遊んだ
竹馬の友で、小さい頃からの付き合いですが今も、親友で交友関係が続いています。
話は、そのS君の事です。
幼い時から遊んでいた時には、すでにS 君のお父さんは、結核の病気で生活保護の家庭でした。当時の結核は死の病と言われておりました。
しかし、彼は、その厳しい家庭環境の中で苦労して高校を卒業して、某大手企業の工員として就職する事が出来ました。そして、熊本の工場から県外の工場に転勤して行きましたが、それをきっかけに、昼は工場で働きながら、勤め先とは離れた地域にある夜間の大学に通い始めたのです。
働きながら夜間大学を無事に卒業、その後、S君に聞いた所、高卒で入社したら途中で夜間大学を卒業しても社内での扱いは高卒のままとの事でした。
それから、彼はその会社一筋に、長年勤め続けました。
東京へ転勤、そして海外勤務でオランダ転勤、東京本社、アメリカと転勤が続きました。しかし、そういった努力の結果、S 君は今では世界レベルの最大手企業の取締役まで昇りつめたのです。会社の信頼も厚く、最近、一度役員を退職して、再度、取締役監査役として再雇用されました。S 君の歩んだ「あなた一筋」の仕事での姿勢、方向性は間違っていなかったのです。最近は、一つの仕事も長続きしないで辞めてニートになる人が多いし、会社がブラック企業として、過労働を無手当でさせる企業もある時代です。
会社を辞めて職を渡り歩くのも、良いのかもしれませんが、一つの会社に、工員からスタートして、『最初に勤めた会社一筋』に、努力して最大手企業の取締役とは、S 君の出世は同級生の中でも見事な出世です。
S 君は『期待に、応えてくれるとても良い企業』と会社の対応を評価していました。
この会社の他の同僚社員も、とても素晴らしい会社だと言っているとの事です。本人の努力そして、カリスマ創業者の経営理念が立派な企業に出会い永年勤めたことで人生が大きく好転換する良い例ですね。
彼の会社に対する信念『あなた一筋』は人生を素晴らく好転換させたのです。
仕事の話から急に恋愛の話となりますが男女の恋愛でも、この『あなた一筋』の考え方は良い出逢いをもたらします。恋愛とはこうあるべきだとの恋愛理念を、しっかりともっている異性と巡り逢って！この人とは一緖にやれると思ったら『あなた一筋』を貫いた方が、素敵な幸せな結婚生活を送れる可能性、確率は高くなると思います。
