精神的不安。自律神経失調症の不安な症状を変える。
森田療法『あるがまま!』とは?
心臓がバクバクしたりめまいが有る自律神経失調症や神経症に悩む主婦だとすると、
『変えられるものを変える。変えられないものは、無理しない』という事ですね。
例えば、めまいがして心臓がバクバクする時に、その身体の症状は変えられない。しかし、めまいや心臓のバクバクは、あるけれど、家事をしなければならない状況下では、家事をする事はできるだろうと言う事です。
その症状となったことの事実は変えられないのだから、今の症状に向き合い自分は家事をしなければならないので症状があるまま家事(行動)をする。
自分で心臓が悪いと思い込んで、薬も飲まないで家事に専念した。そうするといつの間にか、めまいや心臓のバクバクも止まり治った。
つまり、簡単に言うと、気持ちを家事に向けることで心臓の症状がなくなった。
この発想が森田療法なのです。あくまで、身体に異常が無いのに症状が起こる精神不安定の時の精神療法ですね。
『あなたの美癒健』観世。
(森田正馬先生プロフィール)